自分の日常をブログに書くのは最近なんとなく違うかなと思って書いてなかったんですが、この日だけは特別なので書いてしまいます。
解散から8年経ってはっきり云って復活すると思っていなかったバンドが復活して、半信半疑で夢かと思って日々を過ごして今日を迎えました。
1日目のライブが終わった今でも夢の中にいるような不思議な感覚で、だけど今まで過ごしてきた一日が確かにあったのだな、と同時に思いました。
8年間、長いです。日々の出来事に忙殺されてあっと言う間に過ぎた気がしますが、あの日からと考えると、その長さを思い知らされました。
だからこそもう一度出来たのかな、とも思うし、メンバーがずっと続けてきた活動全てが結果としてここに行き着いたのかな、と思うと感無量です。結果論としてその全てがこの日のためだったのかと思えるような錯覚、その空間、さま当たり前のような過去の景色。
久し振りに過去というものを意識した瞬間でもありました。
失ったものなんて本当は何一つなくて全てが積重ねられた結果日々は続いていく。今自分があることも死なずに生きてこられたことも、全部は終わりに向かっていく一つの通過点に過ぎなくて、きっと最期に見る景色を見て初めて生きてきたことの意味を理解するのかな、と。
そんなことを考えさせてくれるバンドだからこそ、未だに忘れられずにこうして今活きている、と思います。
生きてこられて良かった。このバンドを知っていて良かった。支えが彼らで良かった。そしてもっとも責任を感じ続けて走ってきた彼らに、数えられないほどの感謝を。
「セピア」はようやく過去に区切りがつけられたことを確認しているようで、それが何かを予感させているような気がします。
また明日へ、確約のない世界の先を、楽しみに出来ると信じて。
さて、寝ます。
時々音楽時々ホラー、時々映画時々小説時々現実逃避、
という脳みその掃き溜め場所
だからこの世の端でよいのです。ただの日記だし