世界的な観光地インドネシア・バリ島で初めてとみられる狂犬病の感染が確認された。

4人が死亡したことから、当局は約9000匹の犬にワクチン接種を開始するなど感染拡大防止に躍起となっている。

バリ島では今年9月から11月にかけて、犬にかまれて4人が死亡。11月29日に狂犬病に感染している犬が確認され、急きょ野犬の捕獲作戦などを実施した。

ビーチリゾートで有名なクタなどを抱えるバドゥン県の保健当局者は「島で狂犬病が出たとは聞いたことがなく、今回が初めてだろう。政府も住民もみんなショックを受けている」と話す。

今月20日からは南クタにある8つの村の飼い犬約3000匹を対象にワクチン接種を開始。約210人の獣医師を動員し、他の地域でも同様の接種を行って計約9000匹に接種する見込み。

さらに3カ月後に再度、接種を行い、半年後に狂犬病の感染の有無を調査する予定という。

年末年始に現地へお出かけの方は、予防接種を忘れずに。

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○インドネシアのバリ島で狂犬病に感染した犬が確認され、犬に噛まれた住民数人が狂犬病で死亡したと報告されていますので、御注意ください。
○参考情報:厚生労働省「狂犬病について」:
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=002