2023年11月30日
名古屋駅ミッドランドスクエア42階
天空のグランメゾン
オーベルジュ・ド・リルナゴヤ様にて
2023年最後のランチ会を開催いたしました
まずは素晴らしいお料理をご紹介します
プティサレ
ズワイガニとバラ
お皿が運ばれてきたときに ドライのダマスクローズが
フッと香る贅沢なプロローグ
このダマスクローズはもちろん食べられるもの。
パンにはもちろん 香るバラのバター
捨てられてしまうには惜しいので お料理に少し足したりして味変も楽しんでいただきました。
ただ、ドライになるとあまりたくさんだと苦くなってしまうので アクセント程度に
お口取りは
タスマニアサーモンのコンフィー フレッシュなバラとキノアのサラダ添え ゲヴェルツトラミネルのサバイヨン
バラパウダー
サーモンとサバイヨンソースの間には
ローズウォーターのジュレがこっそりサンドしてあって
どこから香ってきているかわからないのに
バラの香りに包まれてしまう、というニクい演出
前菜は
仔牛ロースのラメル、秋の香り バラ香るクレープ包み
中には香るバラのしずくでコンポートにした洋梨
クレープ生地にはバラのパウダー
喉の奥から香りが押し寄せるような不思議なバラの利かせ方
添えてあるのは バラの葉っぱです
圧倒的な世界観を放ったお魚料理
ビーツとバラの香るムース・ド・ポワゾンと季節の茸の一皿
気温が下がってますます色濃く大人っぽくなった深紅のバラと
ますます香り強く放つイヴピアッチェ
ソースにはダマスクローズのローズウォーター
お魚料理でバラのソースが この上ないマリアージュ
私のお席のご参加者様が
「もうニヤケてしまいますね」
と 一口お料理を運ぶごとに 笑顔になっておられました
松坂豚バラ肉のソッソソン風 ローズマリーの香り
バラ香るパンペルデュ 蓮根と栗のソテー 茸のピューレ添え
赤ワインの渋み、茸のピューレの旨み、カシスの酸味が
複雑、かつ完全なる調和を成し遂げたソース
お肉の下にはローズオイルオットーを効かせたフレンチトースト
バラのジャムとのマリアージュがさらに奥行きのある味わいと香りに
会場に歓声が上がったデザート
バラとフランボワーズのヴァシュラン
バニラのアイスクリーム
バラの花びら似せたメレンゲにももちろんバラのパウダーと
五感が解放されるような感覚
文句なしに「人生最後の日に食べたいお料理のリスト」に躍り出た今回のバラのフルコースでした
お打ち合わせの際に、
「人前で話すのは苦手なのでお料理でがんばりますから」と、念を押されていたのに
引っ張り出してしまってごめんなさい
だって、ご参加の皆様のお声をどうしてもお伝えしたかったから
2024年4月19日(金) 11:30~13:30【名古屋】ラソールガーデン名古屋
2024年4月26日(金) 11:30~13:30【銀座】 THE GRAND GINZA