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オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

先日、東京の建築巡りを、
社員と行ってきました。


*東京駅

社員旅行は今まで海外旅行が
多かったのですが、
良い建築を見て、目を養うには
国内旅行の方が良いであろう。

 

*GINZASIX

移動の時間も負担も少ないし。
特に社歴が浅い人たちは、
今まで建築巡りをしていない人が
多いことがわかったので、建築体験を通じて
建築に対する愛を向上してもらいたい。

住宅の工務店とはいえ、
建築愛の有無で、
仕事の面白みも全然違うことであろう。
そういった趣旨でした。

初日は、銀座界隈から目黒・代官山
2日目は広尾・六本木、上野方面
私は行き慣れた東京ではありますけれど、
社員の仲間と一緒に行くと、
またフレッシュで楽しい旅になります。

 

弊社メンテナンス担当の大越さんが、

専門学校時代の卒業制作で作ったさざえ堂の

軸組模型が展示されているというので、

それをみんなで見に行くべというのが、

もともとのきっかけです。

 


* WHAT MUSEUM

 

 

昼食に訪れた、銀座のライオン
https://www.ginzalion.jp/

昭和9年の戦前の建築で、
「名建築で昼食を」の舞台でも登場します。

 

*絶品のアイスバイン


私は個人的には、
目黒のアントニン・レーモンド設計の
アンセルモ・カトリック教会
https://new.catholicmeguro.org/

 



新発田カトリック教会と同様の
レーモンドの教会建築の傑作です。

 

 

東京の美味しい食事も堪能。
訪問スポットに外れなしでした。

 


*果実園リーベル 目黒店
 



それとホテル雅叙園東京の百段階段
とても良かったです。
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/100event

 

 


実はこのホテル、大学時代にバイトで出入りしていて
ここの階段も毎回、通っていた。
35年以上も前の昔話です。


ピックアップした3つはいずれもレトロ建築。
東京建築巡りに超おすすめです。
 

先週 7/11~13日にかけて、
秋田と盛岡に行ってきました。
秋田市へは、新住協の勉強会へ、
西方設計さんの指名で工務店経営+情報発信をテーマで、
講師として2時間の時間を、15分超過して、
気合十分でやりました。

 



けれど、年間5棟程度のビルダーが多く、
当然、マーケティング用語も使いますが、
喋ってる基礎的な内容についての知識がなく、
ペルソナ・ランディングページなど
まったく初耳みたいな方が多いようでした。

新住協会員は、地域の真面目な技術者の属性が高く、
今までは、地縁血縁の関係性だけで安定した
注文が取れていたのだろう。

それでは生き残れないと、西方さんの考えで
今回のセミナーの開催となったが、
もっと、基本的な初学者向けの
内容にまで落とし込まないといけないと感じました。

秋田市は、秋田駅から徒歩近くに、
久保田城(秋田城)の城跡跡がある。
その周辺は再開発され、公共施設が集積している。

 



新潟県民にしか伝わらない、例えで言えば、
新潟駅から徒歩5分で、高田城公園があり、
その脇に新潟市民芸術文化会館 (りゅーとぴあ)
があると思えば良い。

城のお堀で、蓮の花が咲いていて、
秋田の文化会館の愛称は(ハスミル)だった。



セミナー会場はそこの一部の会議室。
このように、秋田市内の中心部は良い感じだ。
でも、秋田県は人口減少が日本一。
ココだけ見るとリアリティはないが、

郊外や小さな町はどんな感じなのだろうか?

 



セミナー後の懇親会の会場は、
あきた文化産業施設「松下」
秋田市千秋公園内に佇む「旧割烹松下」を再活用している。

 



そして、秋田といえば犬である。

大館犬。
その後、渋谷の忠犬ハチ公で有名になり
秋田県としてPRすることになり
「秋田犬」として、世界的に人気になった。

 



秋田駅改札正面に巨大な
ぬいぐるみがいて出迎える。



 

 

秋田駅からは、秋田新幹線で盛岡まで直通。
新幹線とは名ばかりで、在来線の急行と同じレベルの速度。
西方師匠と一緒に、秋田新幹線で盛岡まで。

 



岩手に入ると風景が変わり、
北海道的なおおらかさを感じる。

つづく・・・・

 

定期的に私が贔屓にしている
YouTubeチャンネルを紹介しておりますが、
その2024年 上半期バージョンです。

できるだけ過去に紹介したものとは被らない、
それでいておすすめできる
好きなチャンネルをどんどん紹介します。

まずは、紹介したいのは、このチャンネル

Bappa Shota
チャンネル登録者数 75.5万人

社会主義国キューバ独裁政府が世間に絶対に見せたくない闇の実態...

 


ゴールデンタイムに家族をテレビに釘付けにした「世界ふしぎ発見」が番組終了したことが話題になりました。海外への取材を続けていくには、制作費がかかりすぎることが原因の1つでは?

そうした中で、個人のユーチューバーが頑張って、世界中の辺境を旅して、
ときには社会の問題まで切り込んでいく姿が、時代の移り変わりを表しております。
英語だけじゃなく、スペイン語まで操り、現地のYouTubeの仲間をガイドに・・・
深く相手の懐まで入り込むコミニケーション能力の高さは見習うところがあります。

 

 


次に紹介するのはこの科学系チャンネル

VAIENCE バイエンス
チャンネル登録者数 216万人

【宿命】ヒトはなぜ老化するのか?
 


少しシニカルな語り口調、
しかしかなり作り込んでいて、癖になるチャンネルです。



YouTubeは時々「お前はこんなのが好みじゃないのか?」
オススメ機能が強烈で、かなり掘り出し物に出会うことがある。

普段から、Google マップや、検索機能を使っているから、
個人情報は完璧に把握されている。
もうYouTubeから逃れることができない。

そうして出会った動画・・・・

井上 咲楽 Sakura Inoue
チャンネル登録者数 10.6万人

【私の実家】大自然に囲まれすぎてる実家を全部見せます!
大好きな実家をルームツアーしてきました!
栃木県芳賀郡益子町の山暮らし、ぜひ見てください。

 


芸術家肌の両親のもとで、のびのびと育ったのだなぁと伝わってきます。
ほのぼのして心が温まります。夜の時間を過ごすにはぴったりな動画ですね。

こんなYouTubeを見ていたら、
「じゃあ次はこれを見たらどう?」と勧めてきたのがこの動画。
強烈すぎるインパクト!はこっちの方が上だ。

礒部希帆
チャンネル登録者数 7.58万人

【衝撃】希帆のオンボロ実家訪問🏠 屋根もない❗️床もない❗️鍵もない❗️芸能界No. 1衝撃のオンボロ実家を大公開!!

 




山田五郎さんの動画は昔からちょくちょく見ております。
その中で特にこの動画はとても面白かった。
一見、大航海時代と大工さんは全く関係ないじゃないですか。
知的な興奮を引き起こす 面白い動画です。
こんな地理と歴史の作品ジャンルは大好きです。

山田五郎 オトナの教養講座
チャンネル登録者数 59.8万人

【昔の人はどうやって広い海を渡って船の旅をしていたの??】ガリレオ、ニュートン、ハレー!名だたる天才科学者も苦戦した「経度」の発見と計算狂時代【超重要!経度問題と、ある大工さんの偉業を山田五郎が解説】

 

 

 

 


私が大学時代、こよなく愛していた、
ライフスタイル雑誌ブルータス。
何気なくYouTubeチャンネルを運営していて、当然クオリティーが高い。
しかしながら、そのチャンネルクオリティーの割には、
登録者数がそんなに多くないってのが意外なんです。
たくさん見られていれば、良い動画と言うわけではないのがわかります。

BRUTUS
チャンネル登録者数 3.14万人

【居住空間学】陶芸家・岩切秀央が住まう、自然物と地続きの家

 

 


単品で、私のお気に入りの動画を紹介します。
これもたまたま見つけたやつですが、黒人の人たちのダンスのキレッキレが気持ち良い。
血沸き肉踊る。重低音を聞かせながら没入してみたい動画です。

Trampsta
チャンネル登録者数 21万人

Trampsta - Work (Video)

 

 

 

アゲアゲの先程の動画の真逆の世界。
夜の寝る前にリラックスするにはこんな動画はいかがでしょう?
旅に行かなくても何分の1か、旅気分に浸れます。

shuka trip / おとな旅
チャンネル登録者数 4730人

【温泉旅館宿泊記】湖畔遊|心と体が喜ぶ宿。自然に包まれ、音楽に耳を傾ける

 



最後に建築関係の動画をお勧めしましょう。
これもまた、建築関係者は絶対見なきゃいけない国宝級の作品になってます。
思わず夜にこれを見つけて、全社員に見ろとLINEを飛ばしてしまった。

Channel I-House
チャンネル登録者数 5030人

国際文化会館70周年記念 短編ドキュメンタリー映画第二弾『A Place of Harmony』

 



皆様も、地上波の世界から、YouTubeの世界へ
移住してきて、もっと楽しんでいただけたら幸いです。

私のYouTubeチャンネルも引き続き
ご贔屓のほどよろしくお願いいたします。

設計をする人の称号 4つ


建築家、建築士、設計者、デザイナー。

これらの名称は、住宅を設計する専門家を指す際に用いられますが、それぞれによってどのような印象が異なってくるのでしょうか?

そして、依頼するユーザはそれぞれにどのような期待を抱くのでしょうか?

建築家とは?


建築家という言葉は、多くの人にとって芸術性や創造性を連想させます。建築家は建物を設計するだけでなく、環境や文化、使い手のニーズを考慮した独創的なデザインを生み出すことが期待されます。

 

設計の実例は「作品」と呼ばれ、教科書に載るような、名建築を紡ぎ出す天才もいれば、とんがった設計で、あとあと雨漏りなど起こす、困った先生もいらっしゃるようにも思われます。

 

 

建築士は認定された人

 

一方で、建築士というと、より実務的な側面が強調され、法律や規制に則った建築設計を行うというイメージがあります。建築士は設計だけでなく、工事の監理や法的な手続きを担当することもあります。

「一級建築士」という国家資格の名称でも分かるように、この4者の中では、認定されていることを表す称号になっています。

 

設計者が貴方の家の図面を書く

設計者という言葉は、設計に特化したプロフェッショナルを指し、デザイン性や機能性を重視した設計を行うことが期待されます。組織の中の設計部に属していて、実際に図面を描いているという意味合いがありますね。

 

デザイナーとは?

 

一方で、デザイナーというと、特にインテリアや家具のデザインに特化した専門家を指します。デザイナーは空間の美しさや機能性を高めるためのアイデアを提供し、素材や色彩の選定なども行います。

なので、「デザイナー住宅」という言葉を目にするときがありますが、

私には、何のこっちゃ? となってしまう。

 

これは雑誌などのメディアが、使い始めたワードで 「デザイナーズ・マンション」も同様で、
消費者イメージ優先の、販売の差別化の文句でしょう。

 

住宅設計を 誰に頼むか?


まとめますと、

建築家は芸術的な視点を重視し、建築の本質を追求する傾向がありますが、

建築士は技術的な知識と法的な知識が求められます。

 

一般的な住宅を依頼するには、実務的な問題解決で頼りになる、

建築士や設計者に相談するのが、一番スタンダードかもしれません。
芸術性や独創性を重視する方向性ならば、建築家に依頼するのがよいでしょう。

 

いずれにしろ、相性というものもありますから、専門家とのコミュニケーションを通じて、自分の理想の住まいを共に創り上げる喜びを感じることができるか?

この人に託してみたい!と  思った人にお願いするといでしょう。


 


70代の高齢者の住宅の建て替え計画の

相談が寄せられることは稀にあるが、
ほとんど 決まった例(ためし)がない。

あるとすれば、子どもたちの強い
サポートがあったときだけに限定されて、
高齢者本人だけの計画だと、
まずは決まらないと考える。

最大の理由は、
仮住まいへの移動が億劫なこと



高齢者は気力と体力が続かない。
建て替えとなると、一度仮住まいへ
そして新居へと、2度の引っ越しが必要になる。

特に家財が多く、その引越しや処分が
高齢者だけでは現実的に不可能なことが多い。

 


結局 建て替え計画は白紙になり、
両親が亡くなってから、
たっぷりの残置物を処分して、
建物が解体されることが多いです。

いわゆる「実家をたたむ」ことの問題。
今後とも増加していくことでしょう。

次に、金銭的な要因です

自分の家を建てたときと今では、
社会情勢が同じ国とは思えないほどのレベルまで
違っているのについていけない。

住宅価格が安かった頃の
当時の感覚で比較して、高すぎると
拒否反応を示してしまう。

 




それに、高齢者は
想像以上にアクティブです。
あれもこれも 生きているうちに
やってみたい。行ってみたい(旅に)

住宅は今までなんとか暮らしてきた。
3000万円もかけて直すなら、
「毎年 300万円 大いに遊んで
10年間過ごすことができる。」


というキリギリスの心境になるのか。

はたまた、
「人生120年時代。どれくらい
生きるか分からないから
老後のための現金に
手を付けるわけにはいかない。」

という アリの心境になる。

 

いずれにしろ 建て替えないという選択につながるということです。

 

部分改修リフォームでも不満は残る


回り回って、 さすがに不満は解消したいということで、
住みながら業者を入れて工事をする、
部分改修リフォームで済ませておく
ことが実際は多いわけですが、

工事が大規模になると、
音やほこりで日中家にいることが
できなくなったり、水回りも一定期間
使えないなどでストレスは
かなりなものになります。

当然、最大の負の要因。
寒い家、地震に潰れる家

性能向上リノベしないと無理なので
満足度も限定的。

また、高齢者を狙った、
悪質リフォーム業者もこの分野には

ウヨウヨいますから警戒しなくてはならない。

結論として、高齢者の住空間改善には
両親の体力や行動力によりますが、
子供のサポートが重要だと思います