徳島県農協労連は9月11日（土）徳島市内にて第42回五役オルグ団会議を開催した。10月末までに県内56ヵ所で2010秋期学習会を開催し農業再建闘争方針（徳島県版）を徹底するためのもので、方針を作成した春田副委員長より、農政の情勢、2010運動方針（農業再建のたたかい）実現に向けた課題、要求の考え方について説明が行われた。春田副委員長は全国各地の先進的事例を紹介しながら分かりやすく学習をすすめた。また戸別所得補償の本格実地についても農水予算概算要求を参考に検証が行われた。ＧＡＰ、米トレーサビリティ法など専門用語も多く出てきたが参加したオルグ団のメンバーらは真剣な表情でメモを取った。今年は口蹄疫問題、異常気象、コメの価格低迷など日本農業を揺るがす事態が相次ぎ起こっている。他にも食料自給率の向上や持続可能な農業生産など課題は山積しており、全組合員が情勢、課題を認識し問題意識を高めた上で秋期年末闘争に取り組んでいかなければならない。
