不動産業なので、しばしば法務局に行きますが、今日は嬉しい事が。
素敵なスロープが設置されてましたー!
現在、宇都宮地方法務局は建て替えの為、一般駐車場が離れた場所になってしまい、そこには車いす対応の駐車区画が整備されていません。
そこで、法務局に事情を話し、どこか別の停められる場所がないかを尋ねると、緊急車両等の駐車場(裏口)に停めて良いことになり、法務局を訪れる時は、この駐車場を使わせてもらってました。
しかし、建物の入り口にはスロープはあるものの、二段階の急傾斜のスロープとなっており、いつも守衛さんにアシストして頂いてました。
5度目か6度目に訪れた際、守衛さんが「このスロープだと出入りしづらいですよね。」と一言。
恐らく、数名の守衛さんが課題意識をもって、上に話をあげてくれたのだと思います。
そして今日、いつもの守衛さんが、いつもよりも笑顔で待ってて下さり、スロープを指差し、「これでいかがでしょうか?」と。
本当に利用しやすい環境作りをする為には、そこで働く方や関わる方に、いかに課題意識をもってもらうかが大切だと思います。
だからこそ、僕は色んな所に出かけ、そういうシーンでご一緒した方に、意識を傾けて頂ける「きっかけ」をつくり続けたい。
「ハードのバリアをハートで解消する」事から始めて、意識が変われば、自然とハード面も整備していこうとなるのではないかと思います。
アプローチの仕方は色々ありますが、僕はこの切り口が好み。
法務局で80円の缶コーヒーを買って、帰ります。
なぜ、こんなに安いんだ(笑)