受験シーズンもようやく終息に差し掛かっている今日この頃。。


またまた、なんとなくぼやきたくなってしまった。



前回、内申のために 「おりこうさん」 に豹変する生徒達のことを書いた。


繰り返すようだけど、中学三年生が高校受験のために必要な内申は、中三の2学期までである。



そう・・・


中三の2学期までは、どの生徒も授業中の私語は慎み、


先生の問いかけには、思い切り挙手をし、


積極的にボランティアに参加するような


まるで絵に描いたような優等生が沢山出現した。



ところが・・・



3学期に入って、もう内申は必要なくなると同時に、


授業を無視して自分の目指す高校の過去問を解いたり、


勉強をするために学校を何日も休む生徒も続出したり、


もう授業をまともに聞いてる生徒など殆ど居ない状態。



受験が目前となっている中、その気持ちは理解できる。



しかし、続々と高校が決定していくに従って


もう内申なんてなんのその。



授業は授業と言えない状態になり、


あちこちで遊んだり喋ったり、居眠りしたり、


いくら先生が注意しても全く聞きいれる様子もなく


2学期の、あの「おりこうさん」は一体どこへ行ったのやら・・・


一言でい表現するなら、それは まさに 「授業崩壊」 。



その生徒達の変わり様が、恐ろしく感じられた。


我が子もその中の一人であるのはもちろんのこと。


志望校に合格すると同時に、まるで硬く縛られていた縄がほどけて行くがごとく


子供がどんどん解放されていくのを親としても感じていた。



受験は通過点でしかないので、ちゃんと3学期も授業を聞きなさい! と叱っても


「だって誰も聞いてないもん」 の一言。



話によると、中三のこの時期は、毎年こんな状態らしい。



これが今の中学生なんだ・・・。


あの嘘で飾られた内申が、


高校を決定する材料になっている。



すべてが内申のため。


いいのかな・・・こんなんで。。



また、ちょっとぼやきたくなってしまった私です。。





なんか変だな・・・


最近つくづくそう思う。。



受験には内申をあげなければいけない。

それは当然のこと。


でも、内申をあげるために、

分りもしないのに授業中に手をあげたり、


内申をあげるために、

本意ではないボランティアに参加したり、


内申をあげるために、

成績が悪くて素行の悪かった生徒が、生徒会長に立候補したり、


内申をあげるために、

先生の前だけ良い生徒になっていたり、


内申をあげるために、

分っていることでも放課後、先生に質問に行ったり、


これまた先生の方も、質問に来た回数をきちんとつけたりして・・・


こんなことで、その生徒の本当の評価ができるんだろうか・・・



荒れた学校でも、


受験が近づくにつれて生徒たちは 「おりこうさん」 になってくる。


内申をあげるためにね。


先生達はその分、生徒に手がかからないから負担が減るわけだけど・・・


結果的に 「どうしてあの生徒の評価が5なの?」


という疑問がたくさん出てくるわけだ。


これが絶対評価。



自己表現の下手な子、


性格がおとなしい子、


そんな子供達にはとても不利な評価だと思う。



まあ、そのために模擬試験による偏差値も


学力を判断する基準に使われるわけだけどね。。



でも、あまりにも不自然な生徒たちの行動に


なんとなく・・


なんとなく・・


こっそりと、ぼやいてみたくなりました。



事情があって、突然過去記事を削除してしまいました。

コメントを下さっていたみなさん、本当にごめんなさい。。