「オーガニック」って、な~に?(1) | Ange Style BLOG

 

 

 

先日、福岡市で、オーガニックについてのセミナーを受講して来ました。

 

(当日は、レッスンのご予約をお受けできず、ご迷惑をおかけしました。あせる

 

 

 

講師は、犬猫用オーガニックサプリメントの会社、パフィーズナチュラルライフの代表である、Mariさん。

 

(パフィーズさんのサプリ、アスタミア・バウンシーには、アンジュめしでも活躍してもらってます。)

 

Mariさんは、世界各地で環境保護に関わるお仕事をされている方でもあります。

 

お会いしたことがないながらも、勝手に尊敬して憧れていた方です。ちょうちょ

 

 

 

 

 

 

是非みなさんとシェアしたい内容でしたので、拙いながらもまとめてみます。

 

 

 

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★ オーガニックとは・・・

 

有機農業・有機農産物・それから作られる製品のことを指します。

(3年以上、無農薬・化学肥料なしで、その認証を受けたもの)

 

☆ では、「有機」とは?

 

生体が産出する化学物質のこと。

(Organism)

 

 

有機農業(オーガニック)とは、The farm as organism生きものが作り出すシステムを使った農業 と言えます。

 

 

 

 

ではなぜ、そのオーガニックを勧めるかと言うと、

 

それは人体に悪影響を与えないから、という たった少しのメリット だけを見ているわけでは無いのです。

 

 

 

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これは、地球上に存在する生物種の絶滅速度のグラフです。

 

恐竜という大型生物が絶滅したという歴史上の事実は、私たちに強い印象を与えますが、現代、その時代とは比べることができないほどに沢山の生物種が、今この瞬間にも「絶滅」しているのです・・・

 

1900年から1975年までの75年間に、1種だったにも関わらず、

 

1975年の一年間に、1,000種の生物種が絶滅し、それを封切りに、1975年から2000年の間には、すでに40,000種もの生物種が絶滅しています。

 

地球は今、こんなにも大変なことになっているのです。。

 

 

 

 

 

 

WWFが2014年に発行したレポートには、こう書かれています。

 

人間の自然に対する需要が非持続可能であり、しかも増加の一途をたどる中、生物多様性は急速に減少している。

1970年以来、世界の生物種の個体数は52パーセント減少した。

現在の自然資源に対する需要を満たすには、1.5個分の地球を必要とする。

人間が自然資本を使いこんでしまい、未来の世代の需要への対応がますます困難になった。(中略)

突発的または後戻りできない環境の変化を引き起こす「地球の境界」を、われわれはすでに踏み越えてしまったかもしれない。

(中略)

現在の方向を変え、別の進路を見つけることは簡単ではない。

だが、それは、可能である。

 

 

 

 

 

 

資源を得るため、自然・生態系を破壊し続けていることにより、今私たちは、地球1つでは補えない暮らしをしてしまっているのです。

 

ここに出された地球1.5個分という数字は、あくまで世界の平均値であって、各国別の数字を見ると、もっと事態の深刻さを感じることができます。

 

例えば、私たちの住む日本やお隣韓国では、地球2.5個分の暮らしをしており、アメリカ合衆国では、3.9個の地球が必要な暮らしを続けているのです。

 

 

 

少数である高所得国が、地球に多大な負荷をかけ、そしてその負荷は、地球や他の生物だけでなく、いわゆる発展途上の国に住む人たちにも重く圧し掛かっています。

 

 

 

 

では、私たちに出来ることは何でしょう・・・?虹


 

長くなってきたので、2回に分けます。。

 つづく。

 

 

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