今日は、最愛のアドマイヤグルーヴのことを書こう。
アドマイヤグルーヴは、2003年、2004年のエリザベス女王杯GⅠを勝った競走馬(牝馬)。
そして、名種牡馬サンデーサイレンスを父に、女帝エアグルーヴを母に持ち、更に牝系をさかのぼれば、オークス馬ダイナカールを祖母に持つ競走馬界のお嬢様!
更に「史上初!牝(女)系のみでGⅠ3代勝利」の記録を達成した名馬でもあります。
私はこのアドマイヤグルーヴのことを、デビュー直後から応援し、いつの頃からか「アド」という愛称で呼び、繁殖牝馬(母馬)となった現在でも大・大・大ファンなのです!
本来ならば名前の「グルーヴ」と呼ぶのでしょうが、当時の私の感覚では、「アド」と呼んでいました(笑)現在もです!
そして、私はこのアドが、最も美しい牝馬だと思うのです。(←毎度の独断)
競走馬応援歴の中で、多くの名馬たちを観て来たつもりでしたが、
やはり一番美しい牝馬は“アド”だと思うのです。
彼女は私に、“牝馬の美しさと強さ”を教えてくれたのです。
アドはとても綺麗で上品で、それこそ顔だけでも生きていけそうな程の美しい牝馬です。しかし、綺麗なだけでなく芯の強い競走馬でもありました。
牝馬の強さとは、いざという時の精神力や芯の強さだということを、レースで示してくれました。
私の観念では、名馬シンボリクリスエスの影響もあって、強い馬とは心も身体も屈強で、とにかくパワフルなものだと思っていました。しかし、その時私が感じていたそれは牡馬的な強さだったのでした。
改めて思うに、牝馬の強さとは、心身の強さはもちろんながら、ある意味もっとしなやかで、本当に大切な時に芯の強さを見せてくるものだと知りました。
アドマイヤグルーヴ。
私の見つけた競走馬界の“大輪のバラの花”
(しばらくシリーズで続きます)