口腔感染症  その他の感染症

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[人食いバクテリア患者急増中]

(読売新聞  2014年12月24日)


手足の壊死や意識障害を引き起こし死に至る恐れもある
「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が、263人となり、
1999年以降最悪となった。

2013年は20人が亡くなった。






http://headlines.yahoo.co.jp/
[キスをすると8,000万個の細菌が移る]

(HealthDay News  2014年11月17日)


キスはキスで終わらない――
10秒間のキスで8,000万個の細菌が移動する可能性があり、毎日何度もキスを
する2人は最終的に同じ細菌を持つようになることがわかった。

この研究結果は、「Microbiome」オンライン版に11月17日掲載された。
オランダ、TNO微生物学・システム生物学部のRemco Kort氏らの研究。


Kort氏は、「舌全体が接触したり、唾液が交換されたりする親密なキスは
ヒト独特の求愛行動と考えられており、既知の文化の90%以上にみられる。
我々はパートナーが口腔微生物叢をどの程度共有するのかを明らかにしたいと
考えた。その結果、カップルがキスをするほど、似てくることが判明した」と
いう。


今回の研究でKort氏らは、細菌を含むプロバイオティック飲料を21組の
カップルに飲ませてからキスをしてもらった。
その後の綿棒検体から、8,000万個の細菌が移動していたことが判明した。

また、カップル間の舌の細菌は互いに知らない人の場合よりも類似していた。


ただし、全体からみれば、口内の細菌が果たす役割はごく小さい。
口内には700種類以上の細菌が存在するが、体内には、疾患と戦ったり、
食物を消化したりする機能を助ける100兆以上の微生物が存在する。




http://www.healthdayjapan.com/























[インフルエンザも2倍に 「ドライマウス」がもたらす病]

(dot.  2012年11月26日)


唾液の分泌量が低下した状態である「ドライマウス」と、全身の健康との
関連が近年指摘され始めている。


ドライマウスとかぜについての調査を実施した国立病院機構栃木病院歯科口腔
外科医長の岩渕博史医師に聞いた。

たとえば、ドライマウスになると口腔が汚れるので誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。
口の中が渇くと食べ物をのみ込みにくくなるので、不慮の事故の死亡原因で
もっとも多い窒息の危険性も高くなると考えられます。
食道がんの危険因子の1つである逆流性食道炎の人にはドライマウスが多い
との報告もありますが、このことはドライマウスが食道がん発症に関与する
可能性を示しています。

「唾液は口腔内やのどにウイルスや細菌が付着し感染するのを防ぐ」と
いわれているので、日本人を対象に調査をしてみました。
するとドライマウスの人は、そうでない人よりもかぜやインフルエンザに
約2倍かかりやすいというデータが出ました。
(2012年に岩渕歯科医師が論文発表)

高齢者ではかぜやインフルエンザの罹患から肺炎を生じることがあります。
肺炎は高齢者の死亡原因で多い疾患であることからも、ドライマウスを軽視
すべきではないといえるでしょう。



(週刊朝日  2012年11月30日号)




http://dot.asahi.com/wa/2012112400018.html























[インフルと肺炎球菌のワクチン、同時接種で発熱の恐れ 米研究]

(あなたの健康百科  2014年01月15日)


乳幼児にインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを同時接種した場合、
それぞれを単独で接種した場合に比べて発熱リスクが増大することが
分かった。

米コロンビア大学医学部のMelissa S. Stockwell氏らが、1月6日発行の米
医学誌「JAMA Pediatrics」(電子版)に発表した。



<最新のインフルエンザ発生報告数と年間推移を見る 4割が同時接種>

Stockwell氏らは、米ニューヨーク市内の診療所で2011年11月~2012年
4月にワクチンを接種した生後6~23カ月の乳幼児530人の親に体温計を
渡し、7日間にわたって子供の体温を測ってもらった。
予防接種はインフルエンザワクチンのみが全体の39.2%、肺炎球菌ワクチン
のみが 20.8%で、同時接種は40.0%だった。

その結果、同時接種した子供が接種当日から翌日(1日目)までに38度以上の
熱を出した割合は37.6%で、インフルエンザのみ(7.5%)や肺炎球菌のみ
(9.5%)の場合に比べて高かった。
一方、2~7日目の発熱率については接種方法による差はなかった。


以上の結果を踏まえ、Stockwell氏らは「インフルエンザワクチンと肺炎球菌
ワクチンの同時接種は、それぞれの単独で接種した場合と比べて一過性の発熱
リスク上昇とより強く関連していた」と結論している。



http://kenko100.jp/articles/140115002773/