※再掲です
大雪アリーナで「花フェスタ2016旭川」が開催中ですね
今年も、おらが街のさつき名人、阿部さんが所属する「旭川さつき会」の展示会が行われていますよ!
今回は、阿部さんのさつきについて、見どころを伺ってきましたので
みなさんにもご紹介したいとおもいます。
まずは1つめ(ぜんぶで4点あります)
名前は「大盃(おおさかずき)」です
今から19年ほど前、阿部さんが会に所属したばかりのころ、会からの斡旋で1万3千円くらいで買い、勉強しながら一から育てた思い出の木だそうです。
花は、ぜんぶ上を向いているものを残して剪定。
よ~く見ると、「込み入りすぎず、絶妙な間隔で」お花が咲いています。
そして、段々に仕立てている枝の形「棚造り(たなづくり)」も見どころだそうです。
2つ目は「華苑(はなぞの)」
樹齢52年くらい、阿部さんが育てて12年。
見どころは、「根張り(ねばり)」と、「幹模様(みきもよう)」※幹の様子や形
そして、赤と白の花のバランスなど。だそうです。
写真ではまだツボミが多いですが、展示中に満開になるように計算して管理してきたそうです。
根の様子に注目ですよ~
3つめは「薫風(くんぷう)」
樹齢35年くらい、育てて20年
色合いがよく、女性に人気だそうです。九州産で寒さに弱く、意外と育てるのが難しいそう。なので、なかなかこういった展示会に出てこないそうですよ~。
雌しべの先が白く光っていて、真珠のように見えてきれいです(*´▽`*)
4つめは「山の光(やまのひかり)」
樹齢45年位、育てて15年
花が大きく、愛好家が多い木。寒さに強く花付きがいいとのこと。
白の花が少ないとくどくなって、薄い色が上にあるほうがバランスがいいそうです。
どの色がどのくらいの割合で咲くかは、木次第とのことです。
それぞれの手前にある小さな鉢は・・・?
「添え鉢(そえばち)」といって、さつきの引き立て役だそうです。
花が咲いているときは、
葉っぱものや、写真のような小さなお花で背丈の低いものを飾ることが多いそうです(*^^*)
そして、お花がまだ完全に終わらないうちに「刈り込んで」いきます(もったいない!)
でもこれで来年の花付きが決まるそうですよ~。
というわけで、なかなか奥が深い「さつき」の世界
みなさんもぜひ見に行ってみてくださいね~
実際に見ると、その大きさと、お花の美しさに圧倒されますよ!
花フェスタ2016旭川
◆日時/2016年6月8日(水)~12日(日)午前9時~午後5時
◆会場/旭川大雪アリーナ(旭川市神楽4条7丁目1-52)
花フェスタレポその2(アラビゴコーヒーさん・パンドールさん)
http://ameblo.jp/oragamachi/entry-12168654206.html
花フェスタレポその1(近文第一小学校のコンテナガーデン)
http://ameblo.jp/oragamachi/entry-12168645922.html