みんな

自分をありのままに

表現するのを怖がっているようです。

一方で、

嫌われたくないという気持ちが

立ってしまう。

でも、

「オンリーワン」という

言葉があるように、

ひとりひとり違って、

ユニークな存在なのだから、

そもそも全員に

わかってもらおうと思うこと

自体が大間違い。

大事なことは、

わかる人にわかってもらい、

わからない人にはわかってもらわなくて

いいじゃないかという

割り切りでしょう。






例えば、ここに一人の音楽家がいます。

ある側面から見ると

自己中心的で、

一般的な生活はまるでできない。

他人と一緒に住むなんていうのも

まず無理。

それでも、その音楽には愛があるから

他人は離れない。

マルタ・アルゲリッチを思いました。



「わたしは手がかかるわよ。大変な数の依頼や勧誘があるけれど、わたしは絶対に返事を出さない。契約書にも決してサインをしない。キャンセルもしょっちゅうよ」マルタの仕事を管理することはできない。せいぜい彼女の知らないところで演奏会の予定を組み、旅行の手配するだけだ。しかも、旅することも演奏することも、マルタ本人は嫌悪しているとわかっていながら、である。「聴くほうが好きなのよ」とマルタ。「マルタはみずからのキャリアを台なしにするようなことをすべてしたが、その目的を達成できたためしがない」と、彼女の元マネジャーが言っていた。オーケストラ関連だと、彼女はウィーン・フィルの招きをことわり、ベルリン・フィルをキャンセルし、シカゴを鼻であしらい、ニューヨークをすっぽかした・・・。だが毎回、ふたたび招待された。
オリヴィエ・ベラミー著/藤本優子訳「マルタ・アルゲリッチ―子供と魔法」(音楽之友社)P284-285



これこそ「孤高」。

あくまで本人の言ですが、

アルゲリッチだって

「自信があるわけではない」ようで。

ただ、自分の生き方を曲げないだけ。

(その生き方が自信に溢れたものなんですけどね)

何事も自分の軸を明確にして

揺らがないことが

最重要なんだと思います。




※アルゲリッチの「ワルトシュタイン・ソナタ」なんてあったんですね!ホンモノなのでしょうか?



ということで、今朝はマルタ・アルゲリッチ。

午後、鹿児島に向けて出発です。

今日もありがとうございます。





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