おはようございます。

雪、すごいですね。先週以上じゃないでしょうか?

これから現場ですが、果たして到着できるのか?(笑)

ま、何とかなるでしょう・・・。





僕は人間教育に携わる一方、クラシック音楽講座

主宰しています。

音楽の素晴らしさをひとりでも多くの方に知っていただきたい

という単純な想いから7年前に始めました。

それともうひとつ、大きな理由があります。

特に古典の場合、殊に作曲家にまつわるエピソードに

僕たちが学ばなければいけないことだと感じられるものが

多々あるのです。

彼らの生き方、生き様から学ぶということです。





例えば、ペーテル・バルトークによる父ベラの伝記。

また別の機会に動物の行動が話題になった時、父はリーダーの役割について語った。「母ドリを見なさい。母ドリは自分が空腹でもヒヨコたちがお腹いっぱいになるまで待っている。その後で母ドリは桶のエサをつつく。」さらに続け、「それに、たくさんのメンドリの中心にいるオスをごらん。この後メスが先にエサを食べる番で、オスはその間待っている。オスは優位であってもメスを押しのけたりしない。」集団のリーダーというものは成員の利益のために自分の欲求を抑制する。私は自然の摂理に対する父の敬意と理解、そして動物の愛情についての見方を尊敬した。
P105





何という観察力、慈悲深さ、そして理知。

この人にしてあの音楽 あり、ということなのです。

こういう背景や人間性を知った上で聴く音楽は

実に面白いのです。

人間は動物に、自然にもっとまなばなければいけないと思ったのです。



父・バルトーク ~息子による大作曲家の思い出
ペーテル・バルトーク
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