予約から2週間後、ようやく乳腺外科に行くことができました。

 
午後半して(ちなみにフルタイムで働いています。)、住んでいる駅に近い乳腺外科クリニックへ。
内科や整形外科など、色々な診療科がある医療モールで、いつ行っても賑わっています。問診票を受付に出して30分ほど待つと診察室に呼ばれました。
 
担当医は若い女医さんでした。
問診票を見ながら、症状についてお話しします。
 
カナヘイキャンティ左胸の乳首のところにしこり
カナヘイキャンティ半年前より大きくなった
カナヘイキャンティ姉が乳腺繊維腺腫らしい
カナヘイキャンティ乳首が凹んだ
 
こんなことを伝えました。
まずはエコーを見て、必要ならマンモグラフィーを、と言われて一度診察室を出ました。
 
それから看護師さんに呼ばれ、エコー室へ。薄暗い照明の部屋で、上を全部脱いだらタオルをかけて待つように言われました。
 
少しして、先生が来て、触診から始まりました。
 
 
実はこの時の先生に今も診てもらっているのですが、初めて診察してもらった時、テレビとか見て気にし過ぎて来たんだろ〜って思われてる気がしたんです。笑
触診のときも、乳首が凹んだって説明してるのに、『ふーん、そうねぇ、凹んでるかな〜。』って感じで。
 
よく考えたら、自分は毎日見てる乳首だけど、初めて見ても分からないですよねてへぺろうさぎ
 
しこりは確かにあるねぇ〜と、位置を確認して、エコーで診てもらいます。
 
触診とは打って変わって先生が真剣になったのがわかりました。
 
…いや、触診もふざけてるわけじゃないんだけどね。でも、雑談してる余裕はあったんですよ、お互い。
 
エコー始めて一転、無言になる先生。
『カチッ、カチッ』と音が聞こえて、エコーしながら画像に点を打ち、大きさを図っているようでした。
 
途中で看護師さんを呼び、マンモグラフィーの技師さんに今から撮れるか確認していました。
 
『これから、マンモグラフィー撮ってきて、それを見てお話ししましょう』と言われて、急いでレントゲン室へ。
 
上下左右と4枚撮影。
胸は大きい方ですが、痛かった。
 
これ、現代医学的に他に方法ないんですかね〜って、胸を機械に押し込まれながら技師さんに聞いて見たら、3Dで撮れる機械もあるけど日本じゃ全く普及してませんね〜とのことでした。
 
20分位、待合室で待たされ、再び診察室へ。
そこで、マンモグラフィーの画像を見ながら説明を受けました。
・2cm大の腫瘤があること
・腫瘤というのは、「何かあるが、悪性か良性かは分からない」こと
・このクリニックのエコーの性能ではこれ以上判別できない
・大きな病院で針生検を受けてほしい
 
『良性のしこりなので、心配ありません。様子をみましょう。』
 
と言ってもらえるとしか思っていなかったので、頭の中はまさに
 
『ガーーーーーン』でした。
 
パニックになりながら、「悪性ということは癌ということか?」
「癌なら摘出するのか?」「抗がん剤とかを使って治療するのか?」と、矢継ぎ早に質問しました。
 
そして、なぜ、細胞診ではなく、いきなり針生検なのか。
 
先生からは、針生検なのは、より多くの細胞を採取して、悪性だった場合、確定診断ができるから。今回の腫瘤は細胞診をするより、針生検をしてハッキリさせた方が良いと思う。
悪性だった場合でも、乳がんにはその人に合った治療が何通りもある。
そんな話をされました。
 
今、時間を置いて改めて思い出しながらブログを書いていますが、断片的な記憶しかなく、相当動揺していたようです。
 
先生の口調や話す内容から、『念のため、精密検査をしましょう』といった雰囲気はまったくなく、『悪性の場合、すぐ治療に入れるようにハッキリさせましょう』というニュアンスを強く感じました。
 
この先生が大きな病院から来ている方で、職場からの便も良い病院だったので、そのままその先生の病院で精密検査の予約を取ってもらいました。
 
5日後に精密検査です。
 
家に着くなり、声を出して泣きました。
 
ただひたすら、なぜ私が?こんなに楽しい生活をしていたのに、なぜ?と。
涙が止まりませんでした。
 
 
 

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