開発ディレクター Tore Blystad氏  スクウェア?エニックスが2012年内に発売を予定している,シリーズ最新作「HITMAN ABSOLUTION」( / / )。HITMANシリーズ6年ぶり,ドラゴンクエスト10 RMT,第5作となる本作は,ステルスアクションとして基本路線を踏襲しつつも,ドラクエ10 RMT,壁越しに敵のシルエットを透視したり数秒後に敵がどういったルートを歩いてくるのかを可視化できる新要素「インスティンクト」や,よりドラマ性に重点を置いたストーリー展開など,新たな試みも盛り込まれた意欲作となっている。  ロサンゼルスで開催されているE3 2012の同社ブースには,本作の試遊台が2つのバージョンで出展されていた。今回,開発元IO Interactiveで本作の開発ディレクターを務めるTore Blystad氏から詳しい話が聞けたので,そこで明らかになった本作の新情報をお伝えしよう。 プロトタイプから生まれた「SNIPER CHALLENGE」は シンプルながらもあなどれない面白さ  E3 2012に出展されていたのは,ゲーム本編の「KING OF CHINATOWN」というステージが遊べるものと,欧米で本作の予約者向けに配布中のミニゲーム「SNIPER CHALLENGE」が遊べるものの2種類だ。  このように2つのバージョンを出展したのには,以下のような意図があるという。  ゲーム中盤に登場するステージ「KING OF CHINATOWN」は,ゲーム内では比較的小さめのステージでありながらも「同じステージでも複数の攻略方法がある」という,本作ならではの特徴が詰まっている。この要素を短時間で体験するにはピッタリのステージというわけだ。  しかし,ゲーム中盤に現れるステージをデモで出展すると,「難しすぎる」と感じてしまう人も多い。そこで,シリーズに触れたことのない人に対して「HITMANとはどういうゲームなのか」を理解してもらうため,よりシンプルに遊べる「SNIPER CHALLENGE」も用意したのだという。  まず,“導入編”ともいえる「SNIPER CHALLENGE」から紹介していこう。  SNIPER CHALLENGEは,スナイパーライフルによる狙撃ミッションを楽しめるミニゲームで,15人のセキュリティガードに護衛されている1人のターゲットを,制限時間15分以内に暗殺するというものだ。  ターゲットが滞在しているビルでは,屋上で大勢の人々がパーティを楽しんでいる
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