3月11日の「東北地方太平洋沖地震」におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々に深くお悔やみを申し上げます。

自分もついこの間、仙台や盛岡でライブ活動を行い、また津波や原発で多くの被害を受けている福島県浜通りにはたくさんの親戚がいるため、言葉で言い表せない思いでいっぱいです。

今回の地震は広範囲におよび、東京でも地震により交通機関、通信が乱れ大きな混乱を招く自体となりました。
余震は落ち着いてきましたが、東北以外にも新潟、長野、関東といたるところを震源とした余震が多く発生し、まだ強い地震が発生していない地域でも大きな余震が起きる可能性もあります。

そんなときにあったら便利だと思われるiPhoneアプリをまとめてみました。
すべて自分の雑感、私見によるものです。
個人的な内容ですので、バンドの公式ブログではなくこちらの休止しているブログの方にアップしました。

■ゆれくるコール
iPhoneでは緊急地震速報が届きません。なので、こういったアプリはとても有効です。

■Skype
■Viber - Free Phone Calls
同じアプリ同士でないと通話できませんが、通話アプリです。というのも、強い地震が起きた際は音声通話は基本的にできません。しかし、無線LANは生きている可能性があります。今回の地震も東京のスタジオにいましたが、地震直後は携帯がうまく繋がらない状態になりましたがスタジオ内の無線LANで情報を知り、また外部と連絡を取ることができました。
また、今回のようにこれから先、大きな地震があったときに、FONやソフトバンクWiFiスポットなど、いたるところでWiFiスポットが無料開放される可能性があります。そんなとき、とても有効なアプリのひとつです。今回の地震のあと、東京の都心を徒歩で横断しましたが、都心部では特にWiFiが使える場所はたくさんありました。
基本的に音声通話の回線は緊急用などのために空けておくべきですし、WiFiの回線を使えるならそちらを有効に使うべきでしょう。
どちらも登録に一手間かかるので、無料ですし事前に登録しておいたほうがいいでしょう。
また、Skypeは一般電話にも電話をかけることができますし、アプリをインストールしてあるパソコンとは無料通話することができます。

■家庭の医学
今回の地震により、無料で配信されることとなりました。これは地震以外にもとても有効なアプリです。本来は高価なアプリです。素晴らしい措置だと思います。

■radiko.jp
■Ustream
iPhoneはワンセグがありません。しかし、災害時はラジオやテレビが有効なツールとなるのは事実です。しかし、今回の地震により、NHKなどいくつかの放送局がテレビ放送をUstreamやニコニコ生放送などで配信されました。radiko.jpは同じようにラジオ放送をiPhoneで聞けるアプリです。どちらも通信できる状態じゃないと使えませんが、逆に言えば通信ができる状態ならば停電でも使えます。

■AroundMe
GPSを使い自分の周りにどんな施設があるのかを調べるアプリです。災害時は物資も不足し、いくつかのスーパー、ガソリンスタンドを回らざるを得ないこともあるでしょうが、土地勘がない場所で災害にあったらどこになにがあるのかわかりません。標準で搭載されているマップのアプリとあわせて有効なアプリだと思います。


今回の地震は、有料アプリの無料化、無線LANスポットの開放、テレビ放送のインターネット化など、あらゆる措置が企業側から迅速に行われました。
もちろん津波や火災で通信インフラが完全にシャットアウトされてしまったらスマートフォンなどあまり役にたたないかもしれませんが、3G回線かWiFiが少しでも使えればなんらかの役に立つことが多いと思います。
このほかに災害用伝言板や懐中電灯のアプリも便利です。iPhoneをお使いの方は、ぜひ参考にしてみてください。



1日も早く日本中に笑顔が戻りますように。


摩天楼オペラ 彩雨