第2話  みきの苦あれば楽あり | 人と石の出逢いをサポート

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結婚指輪・婚約指輪を福岡に工房を持ちオーダーメイドで作ってます。
ユダヤの数字 2600年の歴史ある天文学を使って
その人だけの石を探すしています。


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<オパールの石言葉> 希望・幸福   10月の誕生石
<効果>目標を持った人は達成する。 天秤座の守護石
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第2話  みきの苦あれば楽あり

一大決心をしてある種使命感にも似た思いに駆られて日本を飛び出した 私が目指したところは、言うまでもなくオパールを生み出す大地、南太平洋に悠然と浮かぶ大陸『オーストラリア』です。

そして私が降り立った場所はというと、日本でもリゾート地として有名な『ゴールドコースト』から50キロメータ― くらい離れたところにある港町ケア
ンズでした。

そこで私は、現地の習慣や雰囲気、そして英会話に慣れ親しむために、 一ヶ月ほど滞在しました。


一歩外に出るとさんさんと降り注ぐ日の光、ビーチに吹くは、さわやかな潮風、見るこくと聞くことすべてが新鮮に思えて、 いまや好奇心の塊と化した私が、だまって大人しくオージーライフを送ったはずがありません。

しかも舞台は南太平洋の 大海原を望む港町ケアンズです。マリンスポーツのメッカ、 ケアンズです。私は、なんのためらいもなくダイビングのオープンウォーターのライセンスを取るため5日間のコースに参加 しました。ライセンスは無事取得できたのですが、それ以上にたくさんの友人が出来たことに本当にここに来て良かったと、 当時を振り返ってそう思います。
 

 

くぇ

 

 

 


夢のような日々が続き、買い物にダイビングに日々とても有意義で今まで私が頑張ってきたご褒美をまとめてもらっているような 楽しい日々を過ごしました。
   

 

 

 

 

あえr

 

 

 

 

もちろん仕事も忘れてはいません。オパールを毎日見て回り、接客の仕方をはじめ価格設定や商品知識 などオパール関連の情報はありとあらゆるものを取り入れ自分の知識として身につけていきました。



そろそろ鉱山へ向けて出発しなければと思い立ち、ケアンズにあるバスの旅券を発行するショップでバスのルートの旅券を買いました。

    <リチャードとの出会いで人生が開ける。夢への扉>

 

 

うぇr

私のルートがとても珍しいということで、ここのオーナー自らが相談にのってくれて、いろいろとアドバイスを受けました。オパール の買い付けをするため鉱山回りをするつもりだと事情を説明すると、オーナーが1人の女性を紹介してくれました。彼女の名前はレズリー。 ブリスベンに着いたら連絡して会いなさいと告げられ一枚のメモを手渡されました。その後、レズリーとは無事会うことが出来るのですが、 この出逢いが私の人生を大きく変えるものだとは、まだこの時の私には知る由もありませんでした。

そんなこんなでケアンズを後にした私が最初にたどり着いた町が、マウントアイザという田舎の炭鉱の町でした。ここのどんよりとした空気 に不安を抱き、命からがらユースに着いたものの、ここのユースはボロボロ。
もう本当にこの日ほど泊まりたくなかったことはありません。 ユースの前に着くと、力が抜け座り込んでしまい、そのまま少しも動くことができませんでした。

その後ウイントンに着きましたが、ここも マウントアイザに勝るとも劣らないすごい所。どんな風にすごいかというと、まるで映画で観た西部開拓時代へとスリップしたみたいな感じ なのです。

 

 

 

 

 

くぇr

 

 

 

 

その夜泊まったところは、1Fはバーで2Fがホテル、人気はあまりなく、そのため怖いという思いからトイレに行くことすらた めらってしまう程でした。暗闇と静寂が包み込むなか、隣室の人が「こんこん」と咳き込む声で、人がいるんだと確信できた私は、ほっと胸 をなでおろし安心感に包まれようやく眠りにつくことができました。

この日は絶え間なく襲いくる恐怖心を拭いさるために朝までウォークマン から聞こえてくる音楽を聞いて気を紛らせていました。
二度とここには来たくないというのが正直な感想です。しかもさんざんな思いをしたに もかかわらずオパールの方も収穫なし!!

愕然とした思いを胸にこの町を立ち、次にたどり着いたところは、ロングリーチ。これまたいつの 時代か分からないような所で、カンザス航空発祥の地ということで立ち寄ったのですが、ちょっとしたミュージアムがあるだけでした。

心身ともにボロボロになりながらやっとの思いで次の目的地ブリスベンにたどり着くことが出来ました。

人間不思議なもので都会のなかに身を おくときは、田舎の静けさが恋しいと思うのですが、いざそういう環境に浸りきってしまうとかえって都会の喧騒が恋しく思うものなのです。 そういうわけでブリスベンの喧騒に触れたことで私が安心感を覚えたことはいうまでもありません。

ブリスベンからバスで1時間の町サーファ ーズパウダイスでケアンズの旅券ショップのオーナーから紹介された女性レズリーにTELを入れました。約束が取れたのはブリスベンに着い て2日後のことでした。いよいよ商談です。今まで使ったことのない$100札を使って自分の目とカンだけを頼りに、念願のオパールを買い 付ける瞬間が目前に迫ったのです。

オパールみき   第3話に続く> 

 

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