シスプラチン&カンプトを短期間ではあるものの投薬したのが今年の初め。
その間の状態としては食欲不振が一番強かったわけですが、もちろん脱毛もありまして。

こんな風に書くと不謹慎ではあるけど、へぇ、こういう状態になるんだぁ!という観察もまたたのし、ということでレポりたいと思いますw


脱毛が始まったのが点滴2回目くらいの頃。
ブログでも書き込んだけど、ブラシで髪を梳かしたり、指でつまんですーっと滑らせるとつまんだ分だけ抜けたりが最初でした。

それからしばらくすると、なんか頭がかゆい。
洗髪しても翌日にはかゆくて・・・で、頭をかくと、ん!?爪の先が黒い!?
頭かいた時に爪先によくフケみたいなのついてきますよね?それが黒い。
え~・・・一体なんだろう?しかも頭頂部のみで頭の側面とかは全然ついてこない。

このとき、どうして抗がん剤で脱毛が起こるんだろう?ってのを検索してみたら、新陳代謝が活発な部分に薬の作用が強く働くらしく、頭髪などが抜けやすくなるんだそうで。
毛の場合、毛母という毛髪を作る細胞が攻撃されて脱毛が起こるというわけらしいのですが、多分この黒いのは、攻撃されて死んだ毛母細胞が毛穴から排出されたものなんじゃないかと思う。
おもしろいことに、抜けた髪の毛の毛根部分をみると、針の先のように細くなってる。
あの、育毛剤のCMに出てくるような、先が球状になった状態じゃないんですねー。
ってことは、やっぱりこの黒いのはそのソレであろうと。

最初は頭頂部のみだった黒いフケ(?)も全体に及びましたが、休薬すると同時になくなっていきました。

この後髪をかきあげたりすると抜ける、というような状態になったところまできて「脂肪肝」宣言に至り、薬が中止になりまして。
ボブにした毛先がすっかすかになったので、ベリーショートにしました。

100円shopで買った腹巻をなんちゃってワッチキャップにしたのが結構活躍。
何しろ寒い時期だったんで、ほんと頭がスースーして頭痛までする有様だったので・・・
ウィッグも知人からいただいて大分楽しんじゃいましたw


しかし何しろ短期間だったので、「ちょっと薄くなった?」程度の脱毛だったわけですが、とりわけ「なんじゃこりゃあ!」だったのが陰毛部w

うちのトイレの電気は白熱色(オレンジ色)なのですが、トイレで用を足してるときに目線を落としたら、なにやら白いものが・・・

お?白髪?

って、なんかかなり広範囲!?これも副作用なのか??と思い、一本抜いてみることにしまして(笑)

抜いてみたら、あら?白くない。てか、細い。

しかも途中から太くなってる・・・つまりこれも、副作用w

上でも述べたように、新陳代謝の活発な部分に作用するため、脱毛の場合は特に頭髪が主なわけですが、こんなところも攻撃されるんだなぁとやたら感心w
もちろん、頭髪も同じように薬が作用した期間分、細くなってました。
ちなみに陰毛は簡単に抜け落ちるってことはさすがになかったです。

しっかしこれ、昼光色(白色)の電気だと全く普通にしか見えないので、最初は目の錯覚かと思いましたよw


してもって・・・実は現在も「細い」ままで伸びてますw
まだまだ薬が抜けきってないのかしら?
頭髪は元の量にもどるのかなー。今のところよく分からないですが、かなり伸びてきました。そろそろ切りそろえなくちゃって感じです。


以上、なんかまとまりのない脱毛レポでしたw


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