今日も海の瓦礫撤去をしてきました地元の漁港に津波で壊れた自分のうちの船があるんですが、もう使えず、廃船にしなければならないので半分壊れた状態になっていましたわかってはいたものの愛着ある船の無惨な姿を見ると胸にくるものがありました僕は漁師を継いで三年半たつのですが、僕が仙台から地元に戻る数ヶ月前に、じいさんが亡くなりました凄く仲のいいじいさんで僕と一緒に仕事をするのを今か今かと楽しみに待っていたそうですそのじいさんは仕事中に船の上で倒れたまま亡くなりましたそのときも、もう少し早く継いでじいさんと一緒に仕事をしてあげれば良かったと後悔を沢山しましたが、今回じいさんの大切にしていた船のこんな姿を見て、また申し訳ない気分でいっぱいでしたじいさんが倒れた場所にのぼり、「船、守ってあげれなくてゴメン」と誤り、「その分、こんなことにまけず漁業を頑張り、守っていくから」とじいさんに誓いました沢山の問題はありますが絶対に負けないと自分自身にも言い聞かせ、明日からまた前に向かって頑張っていきます