時代の変化 | 武蔵コーポレーション社長 大谷義武オフィシャルブログ

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現在当社では平成30年卒(いわゆる18卒)の新卒採用活動

をやっていて、来週からインターンシップを行います。

 

内容は二日間で、ビジネスモデルを体験してもらうような

ゲーム等がメニューに入っています。

 

僕も二日目1時間半お話をさせていただきます。

学生さんと会うの楽しみです。

 

実はこのインターンの説明会及び選考会をすでにやっていて

多くの学生さんと短い時間ですがお会いしています。

皆さん、目が輝いているなと感じます。

 

話をするにあたっていろいろ考えていました。

一番思ったのは時代が変わった(流れた)ということです。

それによって、就職に対しての考え方も変わらなければ

いけないのに、それが変わっていないということが問題で

あると思います。

前提が間逆になっているのに、やっていることが同じという

ことです。

 

昔は、終身雇用が前提にありました。

 

会社はつぶれない

リストラはされない

給料は上がり続ける

 

という前提です。

この前提に則って働き方、就職を考えれば、大きい会社、有名な

会社ほど良いということになります(理屈はつきます)。

 

会社に依存してよい時代だったからです。

個人で何が出来るということではなく、どの会社にいるか、どの船に

乗っているかが重要でした。

 

そして、企業側もそれを前提に教育しています。

企業内職能制度というものです。

日産で仕事が出来ればよく、トヨタでは通用しなくてもよい

ということです。

なぜなら終身雇用が前提になっているからです。

その企業だけで通用する能力、スキルだけでよかったのです。

(そこに外国から怖いおじさんが来ていきなり外に出されたら

大変ですね)

 

 

では、現在はどうでしょうか。

 

終身雇用は崩壊しました。

 

会社はつぶれます

リストラされます

給料も上がっていくわけではありません

 

前提が百八十度変わりました。

 

この前提に則った働き方、就職はどうなるでしょうか。

 

当然、どこの会社に属しているかということはあまり意味が

なくなります。

 

それよりは、会社がなくなったときに、自分で何ができるか

が求められるのです。

名刺が無い状態で何が出来ますか?

ということです。

 

こんなの当たり前です。

 

日本航空がつぶれる時代です。

 

しかし、このように前提が百八十度変わったのに、考え方、働き方

は変わっているように思えません。

 

今も大企業、有名企業に行きたがる学生が多いのが現実です。

 

大きな船に乗ったと思ったら船が転覆する(会社がつぶれる)、

船から降ろされる(リストラされる)、こんなことが現実的です。

 

そのときに自分の力で船を漕げるか?

これが今突きつけられている現実です。

 

二十年後三菱商事はあるでしょうか?

はっきりあるといえる人はいないはずです。

 

役所でさえ、リストラされる可能性があるでしょう。

 

この辺のところをインターンではお話したいと思っています。

これを一部の賢い学生(偏差値は関係ないです)はわかって

います。

 

時代は変わったということです。