『76 三国志』

　同じくこちらも中国だ。昔からその全貌には興味があった。

しかしあまりにも長い。マンガでさえ60巻。

読みきれそうになく、ほとんどストーリは知らぬままに生きてきた。

先日NHKでやっていたのを録画しておいたが、昨夜観た。

「そういうことだったのか」

あの内容をよく45分にまとめたものだ。

しかしつかめた。もちろん登場人物は300以上との事。

昨夜観た番組には10名程度しか出ていないのだから

分かった内には入らないだろうが。

私は、三国志と言えば諸葛亮孔明が主人公だとばかり思っていた。

曹操、孫権、劉備、この3人がメインだったのだ。

結局、その3人、誰も統一は出来なかった。

三国志には創作小説的な面もあるようだから、初心者の私には

どこまでが歴史なのかは分からない。

話は変わるが、「水滸伝」も好きだ。こちらは少し読んだ。

豪傑という語に血がたぎるのは、私は前世、中国人だったのだろうか。

中国人に限らず、男ならば誰だって強さというものに憧れる。

それは腕っ節の強さだけに限ったことではなく。

「あんた、豪傑だねえ」と言われて悪い気のする男はまずいない。

以前、そういう芝居をやったとき、「あれ、地でやっていたでしょう」

と感想を述べてきた、全く面識のない客がいた。

「芝居、うまいねえ」と言われるよりも嬉しかったものだ。

さて私が演じるとしたら、キャラ的には曹操か。

しかし性格的には劉備が近い。

そんなことを考えるのも楽しい。

”義の漢”、いい響きだ。

　

　　　　　　　　　　　　　　若人よ、男を磨け！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

タカハシのタカの目　～1％の成功＞99％の敗北～