1月14日、今日は蓬平集落の賽の神。
朝8時に蓬平集落センターに集合し、賽の神を作り始めました。
土台作り・木材と杉の木を掘り出す部隊、竹を切ってくる部隊、木偶を作る部隊、賽の神を組み立てる部隊に分かれて作業に取り掛かります。
賽の神組み立て。まず神木を竹と一緒に立てます。
その周辺に掘り出した木材を円を描くように刺していきます。
木材を刺した後に縄で締め上げ、ワラを積み上げて行きます。
ワラを積み上げているのは今日集まった中で、若い方に入るであろう中村さん(50代)。
今後に繋げるために、毎年少しずつ若手に教えながら賽の神を作っていきます。
ワラを積み終わったら杉の木を刺します。 賽の神が杉の木で覆われたら縄で締めて行きます。
集落センター1階の倉庫内ではデク作り。
蓬平集落のわら細工名人が中心となって作ります。
徐々に人の形になっていきます。 右のお父さんが持っている物はなんなんでしょう...
先ほどお父さんが持っていたのは男性のシンボルだんたんですね。。。
お父さんたちは「ちょんぼ」と呼んで笑い合っていました。
この人形に人間の悪いと所を込めて、燃やすことで、今年いい年になるようにと願います。
16:00
蔵王神社から賽の神のある集落センターまでほら貝を吹きながら歩いていきます。
点火するとすぐに煙がモクモクと上がり、周りは雪と煙で真っ白になりました。
賽の神に火が付くと見に来た人は、雑煮・もつ鍋・焼そば・お酒を食べながら、飲みながら話に
花を咲かせていました。
賽の神がある程度燃えた後、餅とスルメを棒につるして炙ります。
餅を焼いて食べるのは、「今年元気でいれますように」という意味があります。
どうか来年もみなさん元気でいられますように。