あの日、あまりの揺れに窓から外を見たら、

ガレージの車が波打つように揺さぶられていた。

 

すぐにテレビを付けた。

震源地がすぐ近くでありますように・・・と祈った。

すると、震源地はあまりに遠く・・・となると、

もう震源地方面の状況を知るのが恐ろしくなった。

 

あとは、時間とともに東北の様子が、

嘘のような光景が、次々とテレビから私の目に

飛び込んできた。

 

自分の親戚の子供が、殺人という形で命を

落としているという体験をしていても、

東北の方々の命が多数奪われていく映像は

心がきしんで、何を信じたらいいのか

わからなくなった。

 

今日は一日、生きていることへの感謝のみ。