フランス語を本格的に書くようになったら、絶対にパソコンにインストールしておかなければいけないのがこのアンチドットと呼ばれるフランス語校正ソフト。日本のアマゾンではやたら高くなっているけど、本当はネットでアンチドットの購入ページ130ユーロで買えるようだ(そんなに高かったけ?本屋さんで買った時は100ユーロくらいで買った記憶が)。

アマゾンフランスとかみたら110ユーロとかだったから、多分店頭での値段とは違うのだろうけど、あまり変わらないからええと思う。

 

これも今回パソコンを買い足した時に、手元にパッケージがなくて、しばらくは再インストールできないなあと諦めていた。ところが、念のためメールボックスを見直してみると、パスワードが貼られたページが3年前に送られていた。espace personelに入ったら再ダウンロード出来そうな雰囲気だったので、「パスワードを忘れた人」のところから新たにパスワードを作って(というか、一度もこのページ入ったことなかった)ログイン。すると、「お持ちのソフトウェア」の項目に見事にアンチドットが残っていたので、無事再インストールに成功した。なので、「パッケージ捨てちゃったよ〜」って人も、諦めずにメールボックスを漁ってみよう。

 

で、1万5000円の価値はあるんかい?と逡巡する学生もいるだろうけど、例えば修論をフランス語で書くとか、そういう人は絶対持っておいた方がいい。

アンチドットの紹介ブログ

僕は、このブログを読んで購入を決心した気がする。大学のパソコンに入っているからいらないか、と思っている人も多いだろうけれども、このアンチドットは使い込めば使い込むほど(そして身近にあればあるほど)力を発揮する。

例えばある単語がいつぐらいから使われるようになったのか、その語源は、対義語は、それが使われている例文は、一緒に使われる語彙は(champ lexical)などが、ワンクリックで分かる。これは最強の仏仏辞典でもあるのだ。

 校正の時は、ワードで何か書いて、そのパラグラフを選択し、校正ボタンを押すだけで、明白な誤りを赤線(綴り間違い、性数不一致、時制など)で、文章の途切れ(deが足りてないとか)など怪しいところを点線で示してくれるから、それを頑張って減らしていくことで、単純なミスを大きく減らすことができる。フランス人に校正を頼む時も、機械で直せるところは全部直しておくと、より本質的な修正に力を使ってくれるから、これ大事。