ゲーム屋さんは新品ゲームはメーカー(問屋)に商品を発注します
一部人気商品等はメーカー(問屋)からの配分なのでお店ではどうこう出来ない商品もありますが、ほとんどの商品はお店から注文数出して、その本数を送ってもらうという流れになります
最近ではWII太鼓の達人やDSポケットモンスター、DSドラゴンクエスト9、PSPディシディアファイナルファンタジー、等が配分商品です
発注の目安になる情報ですが
1、メーカー初回生産数、メーカー目標数等、メーカーが出す数字です
ここで注意しないといけないのは初回生産数はメーカーが最初に作る数なんである程度信用できる数字ですが目標数はあくまで目標なんであてにはできません
最近ではWIIのレッツタップのメーカー目標が10万以上になってましたがある訳ないですよねw
ちなみにうちは1万本以下と予想してました
これは商談会などで直接営業に聞いたり、問屋から流れてくる情報を元にします
2、プロモーション活動の有無
TVCMとか雑誌広告、イベント等、どれだけそのゲームをお客様に知ってもらう機会があるのか
特に新規タイトルは告知がなければ発売してる事すら知らないですからね
プラットフォームホルダーのCM枠に入ればさらに認知の機会が増えます
3、実際に触ってみた感触
毎月の試游会で触ってみてどうか?
ただ、これは苦手なジャンル等は触ってもチンプンカンプンな事も
パワプロとかウイイレとかは何がどう変わったか触ってもわかりませんw
今月の風雲! 大籠城 みたいな穴ソフトをみつけるのもここです
ただ、穴と思っても他の要素がからまないと爆発はしないので過信は禁物ですけどね
4、アマゾン予約ランキング
最近は結構参考にしてます、このブログするようになってよく見るので助かってますw
全国区で見れるのがいいです
ただ通販と店頭とで売れるソフトが違う事もあるのでこれも過信は禁物です
5、店頭予約
しかしこれは発注後がほとんどなので初回発注にはほとんど影響ないですね
予約が入って来て後から増やすってパターンなのですが増えて来る時点でもう問屋やメーカーになかったりする事も
6、その系統のソフトの当店での過去実績
これが一番信頼できる情報です
例えばガンダム無双2ならガンダム無双1が当店で何本売れたか?
全国データーではお店のお客様のニーズに合ってない事もあるので自分の店で前作が何本売れたかに勝る情報はないです
これにそのハードの最近の盛り上がり方等を考慮して本数出すのがメインになります
ドラゴンボールZインフィニットワールドは前作の本数の半分以下の発注でしたが、さらにその本数を大きく下回る悲惨な状況でした
まあ、こんな例は少ないので、、、、1年戦争の再来かと思いましたよ
7、雑誌の評価
評価が高ければ売れる、って訳ではないですけど、低ければ売れません
428は評価高い割には今ひとつ伸びでません
反対に白騎士は期待してたほど高くはなかったですが売れてます
WIIのメジャー、プロゴルファー猿なんかは、、、、、、、ネタに買う人くらいですよね
タマに高評価で慌てて追加してサッパリなんて事も
8、勘
これは結構重要です
たまに、これは売れる!とピンとくるソフトがたまにあります
PS2の初代モンスターハンター、龍が如くはかなり来ました!!
PSPのモンスターハンターポータブルも良いメをさしてもらいました
通常の数の何倍も仕入れたので、他所が切れてもうちは潤沢な在庫があり、かなりウハウハな状態に
ただ、これを過信しすぎると痛い目を見る事も、、、DSのギターヒーローをなぜ複数本取ってしまったのか?
1から8の色んな要素を総合的に判断して発注します
山を当てると面白いですよ
山張って外れると悲惨な目になるので最近は消極的発注が多いですけどねー
タイムマシンで年末の自分にペンギンの問題 最強ペンギン伝説! を山ほど取っとけ!!と助言してあげたいです