またまた気になるニュースが出てきました。






横浜でカラス大量死、毒物検査へ 半径100メートルで18羽

オオルリのブログ 30日午前7時55分ごろ、横浜市中区相生町の繁華街で「カラスが死んでいる」と、男性から加賀町署に通報があった。署員が調べたところ、半径約100メートルの範囲に計18羽が死んでいた。

 外傷はなく、同署は毒物検査をして死因を調べる。横浜市も鳥インフルエンザへの感染の有無などを調べる。

 同署によると、死骸は路上やビルの屋上に点在し、数羽集まって死んでいるケースもあった。ハトの死骸も見つかった。

 現場はJR関内駅近くの繁華街。


2013/04/30 13:43 【共同通信】


↓元記事 47News(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013043001001722.html


 ※写真・・・横浜市の繁華街で見つかったカラスの死骸を調べる神奈川県警の捜査員ら=30日午前







 鳥インフルエンザを想起する方もおられるかと思いますが、H7N9型は鳥にとっては弱毒性だと公式発表されています

 次に、福島第一原発事故を想起する方も方もおられるかと思いますが、同じ放射線量を内部被曝したとしても人間を含めて生物には個体差がありますので、同時に大量死を迎えるには・・・余程大量の放射性物質を新たに摂取したことになります。


 後は、PM2.5あたりでしょうか?


 色々憶測を書いても仕方ありませんので、気になるところを調べてみました。






神奈川県のリアルタイム放射線測定値


オオルリのブログ
写真1 : 2013年4月30日 神奈川県リアルタイム放射線測定値

↓元記事 神奈川の放射能情報一覧
http://new.atmc.jp/pref.cgi?p=14#d=w


 念の為に、一週間分のグラフ表示にしました。

 本日(30日)は雨のせいでしょうか? 微妙に上昇していますが、基本的にカラスが大量死する程の高濃度汚染は発生していない模様です。







 次にリアルタイムで分かるのが、PM2.5。






横浜市のリアルタイムPM2.5測定値


オオルリのブログ
写真2: 2013年4月分 横浜市リアルタイムPM2.5測定値

↓元記事 横浜市・環境創造局 「過去12か月間のPM2.5の経日変化グラフ」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/mamoru/kanshi/pm25dgrf/pmdavgrf.html


 こちらも、不審な点が見当たりません。


<追記>
 グラフでは、本日(30日)までのデータが反映されていませんが、30日時点でPM2.5の予報は発令されておりません。








 個人的に、気になる報道になります。
 残念ながら、H7N9型鳥インフルエンザと毒物検出に関しては検査結果を待つしかないでしょう。


 原因が不明ならば、下記の参考資料ページに追加する予定です。


 【関連記事】: 【参考資料】 3.11以降の鳥・魚・動物 大量死







 こちらの件と関係が無いと思いたいのですが、考え方として参考になる過去記事を紹介しておきます。

 最初に アメリカ農務省職員による告発 『 害鳥駆除の為に農薬を散布した 』 との証言があり。
 ついに、農務省がその事実を認めた記事になります。


 【関連記事】: 鳥、動物 大量死に アメリカ農務省が関与








【以降は追加記事】


 横浜市の発表で、予想通り鳥インフルは検出しなかったそうです。


カラス、鳥インフル検出せず 横浜の20羽に大量死

 横浜市中区の繁華街で30日に大量に死んでいるのが見つかったカラスは、鳥インフルエンザ簡易検査でウイルスが検出されなかった。市が同日、明らかにした。死骸は計20羽に上り、神奈川県警が毒物検査をしている。

 横浜市などによると、カラスの死骸は半径約350メートルの範囲で見つかった。路上やビルの屋上に点在し、数羽集まって死んでいるものや、ハトの死骸もあった。
2013/04/30 20:04 【共同通信】


↓元記事 47News
http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013043001002325.html



 一応、午前の記事より死骸の数が増えている点にも注意して下さい。






 今回は横浜市中区だったのですが、参考事例になるかと思い追加しておきます。
 
 
 今年2月に横浜市泉区で、カラスの死骸が複数発見され、その検査結果が横浜市から発表されていました。

 こちらの結果は、農薬「シアノホス」が検出されたとのこと。

 最後に、PDFファイルと同内容の画像を添付しておきます。


記者発表資料
平成25年2月8日
健康福祉局 健康安全課
高橋 馨
電話: 045-671-2467
FAX: 045-664-7296


カラス等の不審死について

 2月3日(日)午後1時頃、匿名によりカラスが複数羽死んでいるとの連絡があり、同日に泉福祉保健センター生活衛生課で現地調査を行いました。死亡羽数が多いこと、死亡鳥に外傷など外形上の異常が見られないことから、鳥インフルエンザウイルスの検査を行いましたが、ウイルスは検出されず、鳥インフルエンザの心配はありません。
 しかし、3羽のカラスの胃の内容物について農薬検査を実施したところ、その全てから殺虫剤成分の「シアノホス」が検出されました。
 さらに、2月7日(木)現地周辺で1羽のカラスの死体が発見され、鳥インフルエンザウイルスは同じく不検出でしたが、農薬検査について現在実施中です。


添付ファイル

[PDF]記者発表(PDF形式 292KB)


↓元記事 横浜市・記者発表資料 > 2013年2月 >
http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201302/20130208-025-16122.html


 念の為にしつこいようですが、今年2月横浜市泉区で起きたカラスの不審死に関する発表でした。


 本日(30日)に起きたカラスの大量死は、横浜市中区になります。
 
 地図で確認すると、カラスならば苦も無く行き来可能な距離だとは思われます。

 ご参考までに。


オオルリのブログ
写真1: 横浜市 平成25年2月 記者発表添付資料 1ページ


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写真2: 横浜市 平成25年2月 記者発表添付資料 2ページ