既にご存じのニュースでしょうが、重要なニュースです。

 ロイター通信で纏めてみます。

 日本の報道はバイアスが酷く、バイアスの少ない良い例としてチョイスしました。






オバマ米大統領、APEC首脳会議欠席へ=米ホワイトハウス

2012年 05月 15日 04:28 JST

[ニューヨーク 14日 ロイター] 米ホワイトハウスは14日、オバマ大統領が9月初めにロシアのウラジオストクで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を欠席することを明らかにした。

同じ週にノースカロライナ州で民主党の党大会が開かれ、オバマ大統領は9月6日に大統領選挙の候補指名を受けることになっているため、APEC首脳会議は出席を見送るとの見方が出ていた。

ロシアのプーチン新大統領が前週、今月18―19日に米国のキャンプデービッドで開かれる主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)への不参加を決めている。オバマ大統領のAPEC首脳会議欠席について大統領の側近は、プーチン大統領のG8サミット欠席への報復との見方を否定した。

両国首脳は、6月にメキシコで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の際に会談することで合意している。


↓元記事 ロイター通信
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT813081220120514


 9月予定の話なのだが、この手の話は覆りにくい。

 本当は、米国大統領はAPECどころか選挙どころでもないはずだろうが・・・。
 単なる素人ブロガーが書いても、何の説得力も無いだろう。






 その報復と囁かれるプーチン大統領のG8欠席報道です。






ロシアのプーチン大統領、今月のG8欠席 組閣に専念

2012年 05月 10日 09:07 JST

 [ワシントン 9日 ロイター] 米ホワイトハウスによると、ロシアのプーチン大統領は9日、オバマ米大統領に対して、米国で今月開催される主要8カ国(G8)首脳会議に出席しない意向を伝えた。

 ホワイトハウス発表の声明によると、大統領は組閣に関連した責務により出席できないとし、代わりにメドベージェフ首相が出席する。

 G8は5月18─19日にメリーランド州キャンプデービッドで開催される。


 ホワイトハウスは、両首脳の電話会談後に声明を発表し「プーチン大統領から、組閣作業に専念したいためG8首脳会議には出席できない、との申し入れがあった」と説明した。また電話会談について、両首脳は「ハイレベルの対話を維持することの重要性で一致した」としている。


 G8は、オバマ大統領とプーチン大統領が互いを理解する絶好の機会とみられていた。両首脳は6月18─19日にメキシコのロスカボスで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の合間に会談する予定。

 3月のオバマ大統領とロシアのメドベージェフ大統領(当時)の会談では、オバマ大統領がメドベージェフ氏に対して、11月6日の選挙後は、ミサイル防衛などの問題でより「柔軟に」なれると発言する一幕があった。メドベージェフ氏は「プーチン氏に伝える」と応じたという。


↓元記事 ロイター通信
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK814422120120510


 他のメディア媒体は、北方領土問題に絡めて妄想を書いているので、敢えてロイター通信で纏めてみました。
 アメリカ主催のG8で北方領土問題が進展したら、間違い無く北方領土近海の海底資源は外資が関わった話になる。

 やるなら、単独で日露首脳会談の時にやれ と言っておきたい。
 今のところ夢のような話だが、世界中から日本外交が再評価されるだろう。






 確かにアメリカ主催で、しかもワシントン郊外で開かれるG8にロシア大統領が欠席。
 アメリカのメンツ丸つぶれになる。

 しかし、APECで釣り合いがとれるのだろうか?


 既にAPECどころか、G8すら意義など無い時代に突入したのかもしれない。
 どのみち会議内容が見えて、決裂する結果も見えているのであれば、出るだけ時間の無駄になる。

 それぐらいなら、お互い内政に勤しんだ方が得になる。
 今の民主党政権には、そのような選択肢すら浮かばないのだろう。


 そんなことは、テレビに出る”政治家”や”専門家”連中は、間違っても口にはしないだろう。
 頭の中で考えているかは、それは別の話。

 テレビを見る限りは、そんな柔らかい発想を持った人物は少ないように、お見受けしますが・・・。