色々調べているのだが、疲れてしまった。

福島第一原発に関して二つの重要情報があるので、抜き出しておく。

詳細を書く機会があれば、書いてみたい。






① 過去最高値毎時10シーベルトを更新

福島原発で10シーベルト以上の放射線量 過去最大

 東京電力は1日、福島第1原子力発電所で、毎時10シーベルト超の放射線量を計測したと発表した。計測したのは1~2号機主排気筒の地面近くにある屋外配管の表面で、これまでに同原発で計測した放射線量では最高値となる。事故発生直後に格納容器から排気(ベント)した際に、放射性物質が漏れて配管内に付着した可能性がある。

 7月31日に作業員ががれき撤去作業後に発見し、1日午後2時半に計測機で調べた。毎時10シーベルトは計測機で測れる上限で、これ以上を測れる計測機は同原発に無いため正確な数値はわからないという。これまでの最高値は1号機原子炉建屋1階の毎時4シーベルトだった。

 毎時10シーベルトは原子炉の圧力容器内部と同じ放射線レベルで、1時間浴び続けると命を落とす恐れがある。今回計測した作業員は現場にいた時間が短く、被曝(ひばく)した放射線量は最大4ミリシーベルトにとどまった。ただ、ほかにも放射線量の高い場所があれば、収束作業に影響する恐れもある。東電は配管の周囲を立ち入り禁止としたうえで、今後鉄板などで遮蔽するとしている。


↓元記事 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E3E2E0E58DE2E3E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2



記事を冷静に読み解くとこうなる。

1日午後2時半に計測機で調べた。毎時10シーベルトは計測機で測れる上限で、これ以上を測れる計測機は同原発に無いため正確な数値はわからないという。

過去最高の放射線値を計測したのだが、結局毎時10シーベルト(1万ミリシーベルト)を超える放射線測定器が福島第一にないだけなので、本当の値は誰にも分らないと云う事だ。

因みに、毎時10シーベルトは、作業員が短期間で亡くなってもおかしくない数値。


この報道、実は色々疑問がある。
細かい話は、機会があれば書く。






② 7月31日 各地で放射線値が上昇

【各地の放射線量】(7月31日)山梨や静岡で上昇

2011/07/31 17:23


 東北、関東各都県で30日午前9時から31日午前9時に観測された最大放射線量は29~30日に比べ山梨、静岡で上昇した。文部科学省によると、山梨が毎時0・072マイクロシーベルトと、福島第1原発事故後の最高値だった0・069マイクロシーベルトを上回った。静岡も0・060マイクロシーベルトと上昇した。福島も1・240マイクロシーベルトに上がった。

 福島第1原発の北西約30キロの福島県浪江町では、30日午前9時53分に16・3マイクロシーベルトを観測した。

 (共同通信)

↓47NEWS
http://www.47news.jp/47topics/e/217679.php



 良く見ると、既に30日から上昇しているようだ。
 ネット上では、31日03時54分M6.4の福島沖で起きた地震によって増えたと指摘されている。
 その可能性もあるのだが、もっと他にも根源的にありそうだ。
 現在調べている最中。何か掴む事が出来たら、ブログにアップしたい。