<目次>
1. 腐葉土から高ベクレル検出
2. ガンダーセン博士からの警告
1. 腐葉土から高ベクレル検出
まずは、腐葉土から基準値超えがみつかった。次々に連鎖反応で発覚している。
もう、新聞で問題視されていない食品類は、信頼しない方が良い。
秋田県と栃木県でも高濃度の腐葉土が発覚している。
以下は、栃木県鹿沼による高ベクレル汚染の記事
原料の落ち葉から7万2000ベクレル 汚染腐葉土、県は自主回収要請 (7月27日 05:00) 秋田県のホームセンターで本県産の腐葉土から放射性セシウムを検出した問題で、県農政部は26日、鹿沼市の製造業者の腐葉土から1キログラム当たり1万700ベクレル、原料の落ち葉から同7万2千ベクレルを検出したと発表した。国は腐葉土の暫定基準値を示しておらず、同部は国が示した下水汚泥の処理指針をもとに、製造業者と鹿沼市の販売業者の計2社に対し、出荷自粛と自主回収を要請した。 同部は県内で腐葉土を製造する業者の把握と、製造過程の聞き取り調査を進めており、福島第1原発事故後に収集した落ち葉を使っていた県内の業者に対しては出荷自粛を要請している。 同部によると、製造業者は取引先のホームセンターから「放射線量が高い」との指摘を受け20日までに県に相談。県は26日に放射性物質の検出を確認した。 製造業者は同部の調査に、原発事故後の4月ごろに県北で落ち葉を集めた、と説明。製造した腐葉土約150立方メートルは、鹿沼市内を含め複数の業者に卸され、6月中旬から7月10日にかけて県内外に出荷されたという。 同部は、腐葉土は家庭菜園用として使われるケースが多いとみており、消費者に対し腐葉土になるべく近づかないよう呼びかける一方、相談窓口を設置した。 相談窓口は県経営技術課、電話028・623・2285。平日の午前8時30分~午後5時30分まで受け付ける。 一方、農林水産省は26日、東北や関東を中心とした17都県で発生した牛のふん尿などを原料とした堆肥や、この地域で集めた落ち葉で作った腐葉土の利用、生産、流通を自粛するよう全都道府県に通知した、と発表した。 セシウムで汚染された稲わらが各地に出回り、それを食べた牛のふん尿も汚染されている恐れもあることから、25日付で通知を出した。 ↓元記事 下野新聞 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110726/574634 |
※栃木県内の新聞なので、対応に関しては全て栃木県内の話です。
そもそも腐葉土は基準値がない上に、農林水産省公認で混ぜても良いので、こうなる事は容易に推測出来た。
それにしても、原料の7万2000ベクレルは高すぎる・・・。
もうお分りだと思うが、秋田・栃木に限った話ではない。
既にネット上では、腐葉土から放射線が検出出来る事が報告されている。
↓YouTUBE 『 市販の腐葉土から高い放射線 』
2011/06/24
投稿者コメントによると、同日6月24日・埼玉県内のホームセンターで撮影。
こうなる事ぐらい、容易に想像出来なかったのだろうか?
腐葉土ではないが、6月16日に農林水産省から汚染された汚泥の肥料利用が認められた。
↓農林水産省 汚泥肥料中に含まれる放射性セシウムの取扱いについて
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/index.html
汚泥は牛乳やお米と同じくミックス可能な為、許可してしまうともう止めようがない。
腐葉土(肥料)は、農業全般で使用されてしまう。意外な地域から、高濃度汚染物質が出てくる可能性もある。今後、食料品によるパニックが続くかもしれない。
政府が全日本国民切り捨て政策に出るからには、防ぐ為には自治体単位で抜き打ち検査する必要がある。
2. ガンダーセン博士からの警告
バズビー博士の来日が注目されているが、ガンダーセン博士の定期報告が続いている。
今回もかなり重要な発言なので、情報として掲載しておく。
↓YouTUBE 『 福島原発事故:黒い雨で家畜が被曝! 80km圏外へ全員退避すべき!7/19 』
2011/07/22
まずは椎茸(シイタケ)から。
<2011年7月15日>
屋内栽培シイタケからセシウム=東京に一部出荷、回収要請-福島県 福島県は15日、同県の伊達市と本宮市の農家がビニールハウスで栽培した原木シイタケから、食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。一部は地元の直売所などで販売されたほか、東京都中央卸売市場(大田市場)にも出荷されており、県は同日、同市場などに回収を要請した。 県によると、12~14日に採取したシイタケからは、伊達市で1770ベクレル、本宮市で560ベクレルのセシウムがそれぞれ検出された。このうち、本宮市の農家が栽培し、2~15日に収穫された約129キロが大田市場に出荷されたという。 県によると、屋内栽培の野菜から規制値を超えるセシウムが検出されたのは、伊達市内で栽培された花ワサビに続いて2例目。 ↓元記事 時事通信 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011071501010 |
次に、東京都の下水から。
東京都の下水処理関連から、高濃度の放射線が検出されているのは多々報道されているので、今回の汚泥と絡めた記事を。
<2011年5月11日>
都内でも汚泥焼却灰から放射性物質 2011.5.12 22:30 東京都は12日、都内の下水処理施設「新河岸水再生センター」(板橋区)で先月25日に採取した汚泥の焼却灰から、2万4千ベクレルの放射性物質を検出したと発表した。 都の調査結果ではほかに、東部スラッジプラント(江東区)で1万6千ベクレル、南部スラッジプラント(大田区)で1万5千ベクレルの放射性物質が、下水汚泥から検出された。 4月下旬から今月初旬にかけて、福島県に隣接する各県の汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出されているが、東京都は詳細な測定を行っていないため、放射性物質の総量を測る「全β放射能」の測定結果だけを発表した。 ↓元記事 MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110512/dst11051222320038-n1.htm |
これらの汚泥は、主にセメントなどの建築資材、腐葉土などの肥料に混ぜられる。
今後、家を新築される場合は、測定する事をお勧めする。
いよいよ、日本中が手詰まりになりつつある事を示している。
西日本が土、食料品を増産出来れば良いのだが・・・。
海外から土を買う時代が来ているのかもしれない。
次に、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院
2011年3月22日 雨
屋内 毎時0.06マイクロシーベルト
屋外B 毎時0.72マイクロシーベルト
2011年3月24日 曇り
屋内 59cpm
屋外B 2200cpm
cpmは、カウント・パー・ミニット で1分間に測定器に入ってきた放射線量。
※cpmの計測は3月23日以前に行っていなかった模様。恐らく、22日にシーベルト値が跳ね上がったので、慌てて計測を始めたようだ。
いずれにしても、柏市に2011年3月21~22日に降り続いた雨が原因だと思われる。
↓国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)敷地内における放射線の測定結果
http://www.ncc.go.jp/jp/information/sokutei_ncce.html
ガンダーセン博士が紹介するSaji博士なる人物は、佐治 悦郎 氏を指していると思われる。
残念ながらブログや記事なども見当たらない為に、主張の確認が取れていないが、ここはガンダーセン博士と佐治博士を信頼する事にする。
最後に、意外に長くなりました。
記事をペタペタ貼りまくるからでしょうが、デマでは無い事を示したかったので・・・。
腐葉土問題は、食の安全Vol4か5で書く予定だったのですが、先に出てしまいました。
しかし、公のニュースとなったので、少しは安堵出来た。
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