NASAとアリゾナ州立大学が、現在謎の月面写真を公開している。
タイトルは、 『 The Secorets of Schröteri 』(Schröteriの秘密)

「Schröteri」とは、月面クレーターの名前で、NASAはアリゾナ州立大学で公開されている事にしか触れていないが、アリゾナ州立大学がはっきりと不可解な月面写真を載せている。

 元々は月面にある特異な形状の渓谷に関して書かれている記事なのだが、アリゾナ州立大学ではより細部まで確認出来る画像ファイルが公開されている。
 そしてその画像ファイルを良く見てみると、「何だこれ!?」となる物体が映し出されている と告発サイトが紹介してくれている。

※画像ファイルのサイズが大きいので、対応出来る環境で閲覧して下さい。





まずは、NASAのクレーター写真。
こちらは、クレーターの特異な点を写真付きで紹介。
NASAの写真では解像度の関係から細部までは確認出来ないが、アリゾナ州立大学のLROCで画像が公開されている事が書かれている。
LROCは『 Lunar Reconnaissance Orbiter Camera 』の略。直訳すると、月探査衛星カメラ。

<The Secorets of Schröteri>

<LROC WAC>
オオルリのブログ

Vallis Schröteri is a magnificent sinuous rille and of particular interest its inner rille, which diverges from the primary rille near the arrow.

Schröteri渓谷はすばらしい波上の渓谷で、内部に興味深い谷があり、矢印付近の最初のリル(※1)から逸れている。
This nested form indicates that multiple eruptive events occurred or there was a large change in the volume of a single eruption over time.
このネスト(入れ子)形式は、複数の爆発が起因しているか、単一爆発が時間により大きな変化を遂げた事を示す。
LROC WAC mosaic, 100 m/pixel [NASA/GSFC/Arizona State University].
LROC WAC mosaic, 100m/1ピクセル [NASA/GSFC/アリゾナ州立大学]

<LROC NAC>
オオルリのブログ

LROC NAC close-up of a bend in the inner rille of Vallis Schröteri; the rille walls are visible in the upper left and lower right corners of this image.
LROC NAC 「Schröteri」渓谷の内部リルの拡大画像;リル壁面が画像の左上と右下に確認出来る。
The arrow in the LROC WAC mosaic above denotes the location of this image; image width is 600 m [NASA/GSFC/Arizona State University].
上写真は、LROC WAC mosaicの矢印内の画像;600m/1ピクセル [NASA/GSFC/アリゾナ州立大学]


※1 リル(rille) ・・・ 月面で観測される、谷、渓谷、堀などの事。原典はドイツ天文学者の書籍。
元に戻る

↓元記事 NASA公式サイト
http://www.nasa.gov/mission_pages/LRO/multimedia/lroimages/lroc-20101202-secrets.html


 具体的に爆発と言っても、火山爆発か隕石衝突による爆発か?などになるだろう。
 普通に考えて、火山による爆発と考えて良いだろう。

 補足すると月は現在も、水と大気がほぼ無いとされており(氷らしき物は確認されている)、この渓谷が水流や風による浸食以外でどうやって説明しようかと奮闘している。
 かえって学術関係者以外にしてみたら、滑稽な話になるのだが・・・。
 素人の見解でも良ければ。しかし、普通の話になるだろうが。

 1.現在水が無いにしても、過去にあったとして、川などの浸食の跡
 2.現在大気が無いにしても、過去にあったとして、風などの浸食の跡

 とこちらの方が、自然な解釈になる。
 しかしNASAは現在までに、上記の2つ全てを否定しており、これらの自然な話を書く事は出来ない。


 UFOフリークとしては、LROC WACの画像で、二か所も黒く塗りつぶされている方が遥かに気になる。
 画像の左端全般は、焦点がぼやけているのか、モザイクがかかった状態だ。
 この点には、NASAもアリゾナ州立大学も触れていない。





次が問題のアリゾナ州立大学公開の写真。
サイズが大き過ぎるので、元画像は一番下のリンク先で確認して下さい。


ページ更新は 2010年12月2日

Image Data
Time (DOY:147) 2010-05-27T21:41:05
Orbit 4238
Center Longitude 307.37°
Center Latitude 25.01°
Resolution 0.60 m/pixel
Mode Summed
Download Supporting File M129635733RE.tif
Caption:

イメージのデータが書かれている。
さすがに学術機関なので、いい加減な画像データでは無い事を示している。

Vallis Schröteri is geologically fascinating because not only is it the largest lunar sinuous rille, it is composed of the primary rille and a smaller, inner rille. Image width is 1.5 km.
Schröteri渓谷は地質学的に心を奪われる。理由としては、月面上の最も大きな波状のリルのみならず、初期のリル、更に小さい内部リルから混成されている点だろう。画像の幅は1.5km。

 アリゾナ州立大学は、オリジナル画像を公開しているだけだが、画像ファイルが信頼のおける物となっている。
 この巨大な画像ファイルの中央をクローズアップしてみると・・・。

 これが問題の謎の物体をクローズアップした画像

オオルリのブログ

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 参照元の告発サイトでは、こうではないか?と書かれている。

 画面中央の物が、人工的な構造物。
 その人工的な構造物らしき地点から、明らかに溝と思われる地形が確認出来る。
 ローバー(運搬車)の軌跡では?との指摘もある。
 
 筆者は、生活排水を流している可能性も考えているが・・・。

 後は、各人で判断して下さい。

↓元記事 アリゾナ州立大学 LROC閲覧サイト
http://wms.lroc.asu.edu/lroc_browse/view/M129635733RE






元記事

↓AboveTopSecret.com 「 The Secrets of Schröteri Crater 」
http://www.abovetopsecret.com/forum/thread663598/pg1