9位
ギジェルモ・リゴンドー×ジョセフ・アグベコ(放送は2014年だが正式には2013年だった。だったら昨年選ぶべきだった)
友達Hが昨年、何度も何度も見たと言っているリゴンドーらしさ大爆発の一戦だ。
結局、格闘技の真髄とは何か…。
空間支配力、空間把握能力なのだろうか?
と改めて見せつけられた思いだった。
この日のリゴンドーは、開始直後から蒼白い闘気が見えたのです。
それが、もう嬉しくて!嬉しくて!!
皆さん、本気のリゴンドーを見るなら、ドネア戦の1ラウンドと、このアグベコ戦だ。
だから、この試合はまた見ても面白いですよ^_^
8位
アンソニー・ペティス×ギルバート・メレンデス
これねー、悲しかったのもある。
僕はメレンデスが好きなのです。
そして、僕の友達Yは、メレンデスが好きというのもあって、似た髪型にまでしている。
オシャレな友達Yなのに、そういう所は関係ないらしい。
オシャレに仕上がってるんですけどねー。
ギルバート・メレンデス。。。
やはり、あの川尻達也!、そして青木真也!との試合が強烈だった。
全局面でまざまざと野性味の感性と科学的ボクシング技術を見せつけて、圧倒的な差を見せつけたメレンデスが、、、
あの空間掌握スピード、
空間支配力の高さをもった男が、
執拗にスタンディングでの試合ではなく、レスリングを織り交ぜようとした試合。
だが、ペティスのミドルのキレ、走りっぷりはエゲツなかった。
川尻達也と青木真也という日本のMMAファイターである二人にトラウマに残るような勝ち方をした男が、
完全なる敗戦を演じたのだ。
ブログで、この試合を書こうと何度も思った、、、だが、切なくてもう一度見る気にはなれなかった。
UFCの頂点に上り詰めるのは、
ボクシング世界王者になるより、どこまで困難な事なのだろう。。。
その象徴的な試合だった。
7位
ゲーオ・フェアテックス×久保優太
もうねぇー、僕が書いた均衡した試合に見えるが、実は相手の手のひらの上で泳がされているかのように見える試合。。。
いや、果たしてそうなのか??
これは、そういう試合だった。
久保優太は、ノリノリでスピードで煽っていく。
でも、結果的にはゲーオ・フェアテックスは、どんどん久保優太の焦りを募らせる。
パンチを見切ってスウェー、ヘッドスリップでかわしだし、
フォームが大きくなってきたところに、コンパクトなフォームでカウンターを狙い、返しのフックでカウンターをキッチリと決めて、斬って落とした!!
コーナーで久保優太を見下ろしながら、
「これが世界なんだよ!見たか、オラッ!!」
っていう気概を見せつけられた気がした。
僕の好きな試合要素が盛り込まれている完璧な試合だった。
少しでも、多くの人に見てもらいたい一戦だったと思う。
6位井岡一翔×アムナット・ルエンロエン
もう、アムナットの事は散々書いてきた。
この試合を、僕は何度見たのかな??
5位
ワシル・ロマチェンコ×オルランド・サリド
老雄がプロとは、なんぞや?をレッスンした試合だった。
下馬評では圧倒的に不利だと見られていたサリドが体重超過までして、勝利に拘りを見せた試合。
サリドのダーティ・テクニックの前に、ロマチェンコは、
"当てれるのは分かっているが、どう当てていこうとするのか分からなくなっていた"
そんな試合だった。
村田諒太も、そんな事を言ってたような気がする。
日本のボクシングファンから非難轟々な試合だった。
確かに、その言い分は分かる。
僕も、そう思う面もある。
サリドは、そんな綺麗事は無かった。
この試合は戦争だ!という認識で、オルランド・サリドがウォーリアー化していたからだ。
自力で勝てる要素の無いものを、100回戦って1回しか勝てない相手を上回るために必要な事は何か…。
綺麗事はサリドには通用しなかった!
前々日あたりにサリドは、インタビューで「この試合に、秘密兵器は用意してある」と言っていた。
英文を和訳して読んだんです。
その秘密兵器がウェイトオーバーだったとは…と考えるのは僕だけだろうか??
最高の形で、ロマチェンコに飽き足らずボクシングファンをも騙した老雄サリドの策士であり絵師でもある、素晴らしい勝利の描き様だった。
だから、僕は5位にする!
こういう気概。
日本人は真似出来ない事かもしれない。
でも、ここに学ぶべき事はある!!
4位
藤本京太郎×石田順裕
あー、限界だ。
続きますm(__)m