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タイの女子ボクサーは、ちょっとよろしくない。
タイの選手って、ボクシング(国際式)もムエタイも同じジムで練習してます。
タイ人で、ボクシングで結果を出してるパターンは、
ムエタイで結果を出しすぎて、相手が不在かつボクシングも好きで世界をはっきり狙える選手。
体重が重たくて、タイでムエタイでの試合が出来ない・賭けが成立しない選手。
ムエタイでは勝てないので、日本マネーで出稼ぎする方がムエタイより稼げると判断したというパターンの三通りですかね?
大まかだと、そんな印象です。
あと、メインイベントが終わった後に試合があるくらいですよね。
(多分、理由はメイン後に渋滞をすこしでも軽減させるためにという事かな?と思ってます。間違ってたらすいません)
ボクシングでは、お客さんからお金を取れないんだそうです。
スポンサーも人気がないので、つかない。
これは、あくまでタイの文化を書いてるだけです。
さあ、タイトルにつけた女子のタイ人ボクサーの話だ。
女子のタイ人ボクサーは、「強すぎて」というのは該当しない。
強すぎるような選手がいたら人気がある。(そんな選手は、現れているのかも知れませんけどね)
ということは、ムエタイの方が選手もプロモーターもジムも儲かる。
強い選手ならムエタイの興行に出す。
弱い選手は、日本なりの咬ませ犬として派遣させ、ジャパンマネーを持ち帰るという事です。
男子ボクシングの咬ませ犬は、ちょっとタチが悪い。
倒れる所を探しているかのように戦う。
地方の興行では、タイ人ボクサーがパンチをスイスイかわして、まともにもらってないボディブローなのに、それで悶絶したりする輩がいる。
これは、これで仕方ないのもあるんです。彼らタイ人咬ませ犬ボクサーは、一週間後~二週間後には、母国でムエタイの試合があるので、ケガをしたくないのもあるんですから。
でも、女子の場合はどうでしょう??
このパターンでの負け方を見たことはありません。
逆に言うと女子のタイ人は、まともな実力で負けてるのかなと思ったりします。(正直、ひどいのを見たことありますけどねσ(^_^;))
それだけ、タイという国で男子ムエタイを重んじる国なんですね。
女子のタイ人ボクサーは、当然いい選手もいるかもしれないけど、日本人にとって試合の感覚をつかむ・キャリアを積む・自信を戻すためのマッチメイクにしかならないという悲しい現実がある。
まあ、JBCも無気力試合をしたタイの選手・ジムに招聘禁止処分などを沢山してるんですけどね。
そんな事を思いつつ、ふと大橋ジムの宮尾綾香選手の戦績をふと見たんです。
これが、すごい!
プロ戦績14戦13勝(2KO)1敗。
世界戦、四度ベルトを防衛。
それだけ、じゃないんです!
この戦績の内、日本人と戦ってるのが12戦だ!(2戦の外人との試合は、世界王座防衛でのメキシカンとフィリピーナの2名!)
これも10戦の内、9戦は日本人だ!(唯一の一回は、アウェーのタイで戦ってる!)
本当に、ギリギリの試合ばかりだと言える。
しかも、この戦績の中に、元世界王者だとか東洋王者の名前がたくさん並んでるんです。
女子ボクシングのアイコンになろうとしてますが、
この真摯な戦績は、現王者のなかでも類をみないのでは無いだろうか?
って思うんじゃないでしょうか??
僕も、最近まで女子ボクシングを見てなかったクチですからσ(^_^;)
最後に。
だからと言って、メイウェザーやパッキャオとスピードを比べたら、ダメですからね^ ^