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僕は、ちょこちょこ書いていますが、亀田興毅と一番戦ってほしかった男。
それが、「ジョセフ・アグベコ」だ!
亀田興毅に対して、
昔のビック・ダルチニャン、
昔のフェルナンド・モンティエル、
ノニト・ドネア、
ギシェルモ・リゴンドー、
山中慎介…
らと戦ってみろ!
って意見も聞こえてきたりもしましたが、僕はそういう試合は見たくなかった。
山中慎介には、そんな回り道は必要に感じなかったし、
他のスーパーファイトをするボクサーは、
「亀田興毅レベルの選手」には練習・試合ともに手を抜く可能性と、もし圧倒的に倒しても、
「まあ、戦う決断しただけでもよくやったよ」
「そりゃ、負けても仕方がない」
…これで、終わりだ。
その点、ジョセフ・アグベコは違う。
ガーナ出身の彼は、強くて試合はいつも干され気味。
バンタム級のトーナメントは、スーパーファイトをするような選手だから、望むところで戦えたが、マレスとの二連戦が終わると、また干され気味になる。
ドン・キングに飼い殺しにされてた感のあったアグベコが!
打ち合いを信条とするアグベコが!
下がることを知らないアグベコが!
ヨニー・ペレスと12R打ち合いを続けたスタミナとタフネスを持ったアグベコが!
アウェーで戦う事にも慣れているアグベコが!!
ベルトを心より欲しい!!
試合が、とにかくしたい!!
と渇望するジョセフ・アグベコ!!
クラウチング・スタイルで、
野性味溢れる好戦的なファイターで、
イケイケで、
上下に打ち分け、立体的なパンチの打ち込み方も出来、
何より心が強くて、
パンチも強い!
今までの亀田興毅の対戦相手の特徴は、基本追い足が早くないが、アグベコは大丈夫だろう。
瞬間的な早さもあるから!
だから、亀田興毅レベルの選手とアグベコが戦った時には、どんな事態が起きるのか?
それが見たくて仕方がなかった。
現時点で本当に、王者として相応しいのかの実力を見るにはうってつけだと思っていた。
まあ、そんな危険なマッチメイクをする亀田プロモーションなら、現状はあり得ないんですが。。。
と前振りが長くなりました。
そんなジョセフ・アグベコが、ルイス・メレンデスとの前哨戦をクリアし(彼もモンティエルと激闘した数少ない選手)、
リゴンドーというアグベコと同様に試合から干され気味の最強王者と対峙することになった。
アグベコなら、思い切りの良い仕掛けが出来るだろう!
それが試合を見たら、、、。
あのアグベコでもリゴンドーを目の前にしたら、
こうなるのか…と、思わされた。
アグベコとアグベコの陣営「ロジャー・メイウェザー」は、
フットワーク、パンチの二つの面でのスピードで上回るリゴンドーが、きっと機敏な動きで、こちらを空回りさせに来ると、
プランを見たてていた所、リゴンドーにどっしりと構えられて、
でも、
「気にしていられるか!」と開始一分まではパンチを振るったが見事な左アッパーのカウンターを見舞われ、2ラウンドの途中より、身動きが取れなくなった。
これが全てだと思う。
すいません、ちょっと時間がないので、また明日ー。