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エキサイトマッチを観ていると、パッキャオの試合の時は、今までの軌跡として、
マルコ・アントニオ・バレラ戦や、
エリック・モラレス戦、
ファン・マヌエル・マルケス戦、
オスカー・デラホーヤ戦、
アントニオ・マルガリート戦など・・・
あと、
デビッド・ディアス戦のニュースタイル・パッキャオのお披露目の日本刀での一太刀したような倒し方も凄かった。
とにかく、すごい激闘・KO劇のハイライトがいつも流れる。
その中でも、一際強烈なのがリッキー・ハットン戦での倒しっぷり!!
いや!ハットンの倒れっぷりが凄まじいのか!?
あの時、何度も巻き戻しをして、スローで見たりしました。
久しぶりにスロー再生で見たので、そのあたりについて、自分なり思った部分を記したい。
その前に、ハットンについても説明しておきたいと思う。
ハットンは、コンスタンチン・チューを破って、成り上がった男。
スタイルは、アップライト型のファイター。
フットワーク、身のこなしが速いため、急所に打ち込まれるシーンも少なかった。(メイウェザーは、そのあたりは格の違いを見せつけたなぁ)
あと、ハットンは手の位置を低くし、パンチの打ち出しが速くしている。
ということは、ハットンはガードの低い。
そこを利用し、サウスポーのパッキャオ陣営としては、リードの右フックは狙い目だと考えたのだろう。
では、1Rの右フックでのダウンについて。
ハットンの放った左フックは、本命のパンチだったように見えたんです。
いつも、ウィービングをせわしなくやってる中で、若干大きなフリになっていた。
これを見逃さないのが、パッキャオたる所以だろう。
その僅かなる部分をついて右フックをズドンだ!
やっぱり、ただのイケイケで勝ちあがったという男では無い。
その一太刀の斬れ味たるや、もう神の領域だ。
そして、フィニッシュとなった2Rの左フックだ。
これが、完全に意識を絶たせた後世に語り継がれる一撃だ!
試合開始当初から、ハットンの左を内側にヘッドスリップしながら右フックをかぶせて放っていた。
これが、ローチなど率いるパッキャオ陣営のハットン対策だったのだろう。
だが、後世に語り継がれる一撃はそこを利用したように感じてならない。
KOシーンの流れは、ハットンが左のリードを軽く出す。
この時に、ハットンも再三振るわれてきた右への意識をする。
が、しかし!!
パッキャオは、そこを利用する!!
ヘッドスリップから右フックではなく、
かわしながら左足に重心をかけ、
そこから思い切りのいいオーバーハンドの左フックを打ち上げるような形でブチ込んだ!!
なんとも、相手の脳裏に焼きついておいて!
理にかなった頭のいいボクシングをする!
いや、これも野生の勘なのか!
そんな事、凡人には分からない。
この一撃で、意識を絶たせたハットンがバンザイをしながらバタン!とマットに倒れる。
そして腕がおろされ、
マットに這うハットンの姿に驚愕した!
メイウェザーに負けた際のハットンは、手詰まりになり「バンザイアタック」をし、カウンターをもらって、コーナーに頭を打ちつけながら倒れた。
また、それとは違うやり方でパッキャオは倒した。
ハットンほどの選手でさえ、スーパースターの前では霞んでみえた。
みなさん、またスロー再生で見てください!