「記憶の中のソ連―中央アジアの人々の生きた社会主義時代」、発売 | ロシア・旧共産圏諸国SF関連ニュースblog

「記憶の中のソ連―中央アジアの人々の生きた社会主義時代」、発売

帝政ロシアの植民地であった中央アジアは、1917年のロシア革命による社会主義化と、1991年のソ連解体にともなう独立国家の誕生という、世界でも例をみない二つの大規模な変革を経験した。本書は、ソ連の誕生から崩壊に至る70年間の歴史を、ウズベキスタンの人びとに焦点をあて、人びとの記憶の観点から考察したものである。彼らが語る「記憶の中のソ連」とはどのような世界なのだろうか。直接インタビューにより、人びとの生の声を掘り起こした労作。


記憶の中のソ連―中央アジアの人々の生きた社会主義時代
ティムール ダダバエフ
筑波大学出版会
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