ボリース・パステルナーク「物語」、発売 | ロシア・旧共産圏諸国SF関連ニュースblog

ボリース・パステルナーク「物語」、発売

散文活動とは何か、その「しるべ」と評された詩人力溢れる『リュヴェルスの少女時代』に続く20世紀を代表する抒情詩人パステルナークの散文小説。一九一四年七月、炎暑の土埃り舞うモスクワ弱き人々に共有の「こころもとなさ」に共振する青年セリョージャの「幻想」の挫折と現実の日常回帰。「それがこの世の何であれ、憎むことよりも愛することの方が、はるかに容易で固有だったあの最後の夏」それぞれ個人に語りかける、革命前夜の物語―。


物語
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