「モスクワの孤独―「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア」、発売 | ロシア・旧共産圏諸国SF関連ニュースblog

「モスクワの孤独―「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア」、発売

 最後の作品をめぐるエレンブルグの検閲との闘争、ラーゲリに送られ亡くなった詩人マンデリシュタームの寡婦ナジェージダの詩と記憶を守る闘い、「プラハの春」に侵攻したソ連軍への反対の意思表示をしたラリーサ・ボゴラスら、サハロフの遺志をついで人権擁護活動を続ける生物学者セルゲイ・コヴァリョフ、プーチン政権の闇を追及し、暗殺されたジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤ。屹立した精神の自由を求めた偉大な少数派達の壮大な人間ドラマ。

モスクワの孤独―「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア
米田 綱路
現代書館
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