エヴゲーニイ・シュワルツ「うっかりものの まほうつかい」発売 | ロシア・旧共産圏諸国SF関連ニュースblog

エヴゲーニイ・シュワルツ「うっかりものの まほうつかい」発売

 むかし、イワン・イワトの“ロボくん”。朝、イワンを起こしたり、家事をやったり、い。イワンが魔法のくれます。ある日、イワンはロボくんをつれて森へ散歩に出かけました。すると、馬車を御している男の子がすれ違い、ロボくんをみつけてびっくり。そして、「どんなことでもできるなレンズを取り出して馬のほうに向けると、馬がたちまちネコに変身! 馬についていた馬具まで小さーノヴィチ・シードロフという学者がいました。機械づくりの名人で、魔法使いでもありました。イワンはさまざまな機械を発明しましたが、なかでも一番のおきにいりは、イヌ型ロボッくなってネコにぴったりです。ところがロボくん、非常ベルを鳴らしつも助けてら、ぼくの馬をネコに変えられますか?」とイワンにたずねます。「できるとも!」てイワンに向かってこう言います。「どうやってネコを馬にもどすつもりですか? 動物を大きくする魔法のレンズはこわれているのに……」。さあ、うっかりもののイワンはどうするのでしょうか? ロシア児童文学の古典ともいえるゆかいな作品が、すてきな絵本になりました。

うっかりものの まほうつかい (世界傑作絵本シリーズ・ロシアの絵本)
エヴゲーニイ・シュワルツ
福音館書店
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