真夏の夜の怖い話 | 東京神楽坂隠れ家な占いサロン 占処『大神』

東京神楽坂隠れ家な占いサロン 占処『大神』

『想いが奇跡を起こす』
どんなに辛い状況にいても明けない夜はありません。
いまここにあることを実感し、全てに感謝が出来れば
直ぐにだって奇跡は起こせます。


カウンセリングのご予約、お問い合わせは 03-6265-0798  

苦手な生き物 ブログネタ:苦手な生き物 参加中
本文はここから

こんばんは神楽坂占処『大神』ルイです。
今日もブログネタになります。

今回のテーマは「苦手な生き物」ですが、基本動物や昆虫が好きなので、あまり苦手な生き物はいません。 昔、手塚治虫の漫画で「人間は基本的に蛇嫌いと蜘蛛嫌いに分けられる(どっちかが苦手でどっちかは平気)」と書いてありましたが、蜘蛛はダニなどの害虫を食べてくれる益虫で、自分の部屋もお店も観葉植物を沢山置いてある影響で、小さな地蜘蛛を良く見かけるので、絶対に殺さないように気をつけています。それに見慣れてくると凄くかわいく見えるので、蜘蛛は苦手ではありません。蛇に関しても「蛇は神様のお使い」の神聖な生き物なので、苦手どころか大好きです。

なので、あらためて考えると「俺ってあまり苦手な生き物がいないな~」と思いましたが、この連日連夜続く暑さで、ある恐怖体験を思い出しました。10年たった今でもその日の事を思い出すと怖くて仕方ありません。 今日はその話をしたいと思います。

これは10年前の蒸し暑い真夏の夜に起きた実話です。


 

その頃の私は、フリーの占い師をしており、どこのお店にも属さず、出張鑑定と電話鑑定だけで生計をたてていました。

そんなある日、夜中の一時頃に常連のお客さんからどうしても至急で占って欲しいと電話があり、仕方なく、部屋の電気を消してお香とロウソクを灯し占う準備を始めました・・・

今思うとそれが、恐怖の一夜への入り口だったのです・・・

基本、夜中の二時から四時の間にタロット占いはタブーです。その時間に何の準備もせずにタロットをすると、コックリさんのような低級霊が集まって来て、占いの結果がめちゃくちゃになったり、気分が悪くなったりしてしまいます。
(タロットの本にも書いてあるけどこの時間に占うのは危険なのでやめよう。)

その時間にきちんと占うためには、占う場を清め、簡単な結界を張らなければなりません。早い話が綺麗な部屋できちんと空気の入れ替えをして、水晶や天然の荒塩、六妄星などのアミュレットを使い結界を張るってことなんです。

その日も、きちんとそのやり方を守り、窓を開け空気の入れ替えをして、部屋の四方に水晶を置き、呪文を唱え、簡単な結界を張りました。これで浮遊霊などの低級霊や邪気を放つものはこの空間には入ってこれません。

結界がきちんと張られ、場が清められたのを確認してから電話での鑑定を始めました。

結界がきちんと作用しているので邪気も感じず順調に占いに興じていると、お客さんに「トイレに行くのでちょっと待っててくれ」言われたので、電話の保留音を聞きながらふと窓を眺めた瞬間、ブーンとした不快な音と共に何かが結界を破って部屋に入ってきました!

「そんな馬鹿な!? 結界は完璧だし、妖魅の類は絶対にこの結界を敗れないはずなのに・・・」

この結界を破る力をもった死霊の類ならば、何の準備もしていない私にはお手上です。最悪とり殺されるかもしれません。

首のあたりから嫌な汗が流れるのを感じました・・・

「このプレッシャーは、なんだ!?」

私は、窓から侵入した邪悪な「何か」の正体を突き止め、対応を練る為に暗闇にうごめく、その邪悪な「何か」を凝視しました。

「ゴキ○リ・・・!!」

 

そうなんです。
連日の熱帯夜のせいかゴキ○リ達の活動が活発になっていて、そのうちの一匹が部屋で灯しているロウソクの光に導かれ、この部屋に侵入して来たのです。

しかし今は占いの最中、手元に殺虫剤はないし、ゴキ○リをたたくためのスリッパも新聞紙もない・・・しかもここは占い専用の神聖なるスペース。

この神聖な場所にゴキ○リなんてありえない!

そんなこんなで、お客さんがトイレから戻ってきてしまいました。なんとか気を散らさないように頑張りながら占いを続ける・・・でも気になる(´・ω・`)

一通り占いを終えると、お客さんの旦那の浮気に対する愚痴が始まった・・・

今がチャンス!!

お客さんの愚痴に「うん、うん」「それはひどいですね」 などと、合いの手を入れながら急いで洗面所に向かうと 「ゴキブリころり!!」と書かれたスプレーを素早く手に取り 部屋にもどる。

「やってやる、やってやるぞ!」

部屋にもどるとずうずうしくもゴキ○リ君は神聖なるタロットの上に乗っかってくつろいでいやがったヽ(`Д´)ノ

 
「はい、はい」「それは旦那さんもひどいですね」と受け答えながらも、このゴキ○リに正義の鉄槌をくらわせるべく、スプレーによる永遠の慈悲を噴射しようとしたところ・・・

 

私の心を読んだゴキ○リは羽根を広げ反撃に転じてきました。
 
「シャア以上のニュータイプみたいだ、しかし」


一瞬怯んだ私をあざ笑うかのようにゴキ○リは壁に張り付き余裕をかましています。

「今度こそ当ててみせる!」

遊びでやっ てるんじゃないんだよー!ぷシュー

こからいなくなれー!ぷシュー

 

「出てこなければ、やられなかったのに・・・抵抗すると無駄死にするだけだって、何故分からないんだ!」


そのあと一通りの愚痴を言い終わってすっきりしたお客さんとのTELをきると、コロンと逆さになって永遠の安らぎを得た、ゴキ○リのなきがらを手厚く葬るべく、ティッシュでくるみトイレに流しました。

結局スプレーのかかったタロットは汚いので捨てることにしました。おまけに左手は蚊に刺されまくって痒くてたまらないし 、お客さんにも申し訳ないから、「サービスです」と言って割引しました。

「あーあ、やっぱいくら常連さんの頼みでも真夜中にタロットするもんじゃないね・・・全然良いことないし、次から気をつけよう」 と、反省をしました。

次の日その話を友達にすると・・・

「なんで網戸閉めなかったの?」

Σ( ̄ロ ̄ll)その手があったか・・・・・・

なんで気づかなかったのだろう?? 蚊に刺され、ぽつぽつと腫れ上がった左手を見ながら、次からはきちんと「網戸を閉める」ことを心に誓いました。

・・・・・
とそんなこんなで、話しが長くなりましたが、生き物好きな私でも
ゴキ〇リだけは、今でも大の苦手です。

今回もしょーもない話ですいません(^▽^;) 


 
本日も最後まで読んでくださり本当にありがとうございます(^∇^)
 


   
占い・鑑定 ブログランキングへ

神楽坂占処『大神』 鑑定のお問い合わせは

TEL 03ー6265ー0798

公式ホームページはこちら

http://sedona-uranai.com/  

所在地
〒162-0828 東京都新宿区袋町1-3-1 栗原ビル301
営業時間13:30~20:00(ご予約の場合21:00まで)

お店までのアクセスはこちら⇒アクセス  
鑑定に関してはこちら⇒占い鑑定メニュー  
今週のスケジュールはこちら今週のスケジュール