感情に流されないこと

こんにちは神楽坂占処大神ルイです。

『想いが奇跡を起こす』ことの大切さを伝えていきたいと思います。

人は純粋な気持ちで強く想ったことは必ず実現します。

それが、良いこと悪いこと関わらずです。

わたし自身、強い想いを持ち続けることによって、

少しずつ自分の夢を叶えてきました。

でも、常に前向きな気持ちでいられたわけではないし、

現状がとてもつらく逃げ出したくなったり、

悲しくて泣いたこともあります。

でも少しづつ少しづつ、自分の想いを前向きにしていったこと

「夜明け前が一番暗い」「明けない夜はない」と信じ、どんな時でも

絶対に諦めず『想いが奇跡を起こす』ことを信じてきました。

そして今では占い師という天職を得て、東京の神楽坂に

念願の自分のお店神楽坂占処『大神』をもつこともできました。

『想いが奇跡を起こす』ためには色々な条件がありますが、

その中で一番基本で最も大切なことは、自分の感情に流されず、

いかに良い感情でいられるかだと思います。

「引き寄せの法則」も良い感情は良い結果を引き寄せ、

悪い感情は悪い結果を引き寄せます。

そのときの自分の感情によって今の状況が良くも悪くもなります。

ですから自分が思っている以上に、

自分の感情を大切に扱わなければならないのです。

その事を解りやすく説明している話を今日は紹介したいと思います。

侍と僧侶のはなし

ある侍が徳の高い僧侶に教えを求めた。

「お坊様、天国と地獄は本当にあるんでしょうか？」

僧侶はその話を聞いて、馬鹿にしたように笑った。

「天国と地獄のことを知りたい？　愚か者め！！　

　お前のように容姿が醜く、学もない、

　人を斬るしか脳のない罪深き、侍風情が偉そうなことを。

　お前のような愚か者にまともに答える正気な師がいると思うのか？　

　仏ですらもお前のような人間は見捨てるわっ！　

　そんなこと考えず、くだらない剣術の練習でも続けてろ」

そう言うと僧侶は侍に背を向けて彼を無視した。

理不尽なことを言われた侍は立腹し

顔を真っ赤に息を荒げて刀を抜き

今にも僧侶の首を斬りつけようとした。

刀が振り下ろされる寸前、僧侶は静かに振り返り、

穏やかな顔でこう言った・・・

「お侍さま、それが地獄です」

侍はたじろぎそお教えの深さに気がついた。

彼は己のプライドと怒りによって、自分のなかに

地獄を創りだしてしまったことに気がついた。

侍はすぐさま僧侶の足元にひれ伏し謙虚な姿勢で敬意を示した。

僧侶は侍を見下ろすと彼の頭をあげさせて静かにこう言った。

「お侍様、それが天国です」

・・・・・・

感情は、人を天国に導くこともあれば、地獄に突き落とすこともある。

自分を救うことも、溺れさせることもある。

愛の溢れる環境か？憎しみに満ちた環境か？