どうも、ひであきです。

訪れてくれて、どうもありがとうございます。


今回は、自分の考え方が前向きになれた

面白い本がありましたので、ご紹介します。



アドラー心理学について書かれた

「嫌われる勇気」という本です。

嫌われる勇気自己啓発の源流「アドラー」...

嫌われる勇気自己啓発の源流「アドラー」...
価格:1,200円(税込、送料込)


ご参考までに、私は楽天koboの電子書籍で

購入して読みました。紙の書籍を買うと1,620円も

しますから、koboの方が420円もお得です。

楽天ポイント持ってますので、なおさらです。



心理学って難しそうに思いますが、対話型で

書かれていますので、とても読みやすかったですよ。



フロイト心理学は「過去にAがあったから今のBがある」

という考え方に基づいていますが、このアドラー心理学は

目的型思考であり、まったく逆になります。



例えば、「Aの目的を実現するためにBの手段を使う」

のような考え方になっています。



これじゃあピンと来ないですよね・・・


例えばですね~、引きこもりのことに書かれていたのですが、

アドラーは引きこもりにも考え方が違っていました。


「外に出たくない」が目的でありその手段として

「自室に引きこもっている」ことでその状態に

しているというのです。


外に出てしまうと、誰からも注目されることのない、

その他大勢の中の一人になってしまい、極端に言えば

他社よりも見劣りした私になってしまい、誰も

自分を大切に扱ってくれなくなる。

一方自室に引きこもっていれば親が心配するし、

親の注目を一心に集めることができる。



幸福ではないにしても、「外出したくない」という

「目的」に沿った行動をしているのだというのです。



それとかこういった面白いことも書かれてましたね。


「変わりたい」と思っているのに変われないのは、

自分が「不断の決心をしている」からだ、

自らに「変わらない」という決心を下しているからだと。



「このままの私」であり続けていれば、目の前の

出来事にどう対処すればいいか、そしてその結果

起こることについて経験値から推測できます。

いわば乗り慣れた車を運転しているようなものです。

ところが「変わる」というスタイルを選んでしまうと、

新しい自分には何が起こるかも分からないし、

目の前の出来事にどう対処すればいいかも

分からない、未来を見通しづらくなる、

もしかすると不幸な人生が待っているかもしれない。

それならば「このままの私」である方が楽であり

安心だから、「変わらない」を選んでいるのだと。



う~ん、かなり核心を突かれたように思いましたね。


変わろうと思えば変われるわけですよ。


例えば声が小さい人に「大きい声を出せ」というのは

すぐにだれでもできることですが、本人にその

意志がなければ、小さい声のままで何も変わらない

ですよね。



考え方はいいなと思いました。

「Aという目的をクリアするためにBをする」

これを具体例で言うと、

「自由な時間とお金を手に入れたいからネットビジネスで稼ぐ」

という目的型思考であり、とても前向きな考え方だと

思います。



過去の自分は関係ないのです。

今までこうだったからこれはできない、

ああだからこれは無理だ、なんて考え方は、

これから目標を掲げて進んでいくには

必要ない思考ですね。



これからの自分の目標をクリアするためには、

今、この瞬間から何をしなければならないか、

しっかりと考え、そして本当に行動に移してこそ

それは実現されるものだと認識しないと

いけないのです。



あと、例えばですね「ブログのアクセスを増やしたい」

と思ったとすれば、自分と同じような考えの

ブログ記事を探し、共感を持てたと思うなら

コメントするとか、そうやって具体的に行動することで

新しい次へのステップが生まれてくるのです。



頭で思っているだけでは、何も始まりませんよね。