もう2年まえの夏になりましょうか、3歳の長女と2歳の長男が大量のごみ
に埋もれて、大阪市内のマンションの部屋で発見された「大阪二児遺棄」
事件は世間に衝撃を与えました。あたしゃ、無力な幼児や高齢者を残虐な
方法で死に至らしめる「鬼畜ども」にはイスラムの教えである「目には目を」
という被害者とおなじ目にあわせてこの世から追放する、ということもあって
はいいのではないかと思います。’10年の「世界報道写真展」に世界中で
撮影された報道写真をみて私はショックをうけました。大賞となった写真は

アフガニスタンの女性の肖像で女性は反政府勢力のタリバーンの命令で
両耳と鼻をそぎ落とされたものでした。うら若い女性が鼻をそぎ落とされて、
なんともいえない男どもへの横暴、怨恨を秘めた表情に思わず目を伏せて
しまいました。それからイランでは文字通り「目には目を」という陰惨な事件
が衆目をあつめていました。”この女の目を見えなくしたい”。地方都市、西
部ハメダンの刑事裁判所法廷に白いガーゼで顔を覆ったタヘレ・バハラミー
さん(27)の声が響いた。”報復は私のように視力も顔も人生を失った者の

ためにある。私は敬虔なイスラム教徒。神の教えに従う”。事件は昨年5月
に起きた。”あなたのお母さんに頼まれてジュースをもってきた”と外で声が
するのを聞いたバハラミーさんが自宅の玄関を開けると見知らぬ女がバケ
ツをもって立っていた。バハラミーさんがポットを取りに台所に戻ると女は後
ろから棒で殴り、顔に向けてバケツの液体を浴びせかけた。硫酸だった。
全身の7割にやけどを負った。一命はとりとめたが手術は27回に及んだ。
費用は10億リアル(約700万円)以上。左の眼球を失った。右目は角膜、

移植をうけたが元に戻らなかった。治療でテヘランを訪れた際に話を聞くと
”もう借金はできない、でも、たとえ回復の、見込みが低くても、また手術を
うけたいそうして娘をこの目でもう一度見たい”と話したバハラミーさんは取
材中、顔のガーゼをそっとめくった。鼻の隆起はなく、鼻孔がむき出し、突
っ張った皮膚が左の口角をつり上げている。事件後”ショックをうけるから”
と娘のパニースちゃんには自分の顔を見せていない。バハラミーさんを襲
った女(29)は独身で夫(35)の不倫相手だった。夫は一審で石打による

死刑が告げられた。不貞をはたらいた既婚者への刑罰だ。女にたいしても
ハメダンの刑事裁判所はバハラミーさんの訴えを認め、イスラム法の「同害
報復刑」を適用して両目を失明させる判決を出した。 あたしゃ、これらの
新聞記事をみてイスラム社会の厳しさを感じましたが、年々、急増し凶悪化
する児童や高齢者への虐待にたいしてはイスラム社会での刑法を適用して
もやむを得ないのではないかと思うようになりました。11年度、児童相談所
にあがっただけの件数が55000件以上にもなったんですよ。私は何度も、

訴えていますが無抵抗で本来、大事にされるべき弱者が、保護すべき親や
親族によって虐待され、死にいたる凄惨な事件が跡を断ちません。泣き叫
び、庇護を求めるわが子の口を塞ぎ暴行の限りをつくし、それを「躾」と強弁
する鬼畜たち。その鬼畜どもが飯を食っている横で、腹をすかせ、泣き叫ぶ
力も失せた、こどもや高齢者を見殺しにして残酷にも殺してしまった犯罪者
には断固、イスラムの刑法を課すべきと私の悪魔のような心が叫んでいます。
       
    担当の係りの方 日夜ご苦労さまです あなた方の献身的なご活躍
    がいたいけなこどもや高齢者を救います。手を合わせながら感謝し
    ています                            ぐっさんハイ