テクニックは本当に役立つのか?~ズラしの手法 | 仕事道を極める

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多くの人が、多くの時間を費やすのが仕事。単なる作業ではなく、極めたい道として仕事をとらえていきたい。


行政書士お~ちゃんの心学日記


以前、心学商売繁盛塾の読書会で活用したズラしの手法


逆のモノサシ塾 で著者の殿村さんの講演がありましたので、参加してきました~。


殿村さんの話も最高潮に面白かったのですが、前半、塾生の一言があり、これまた勉強になりました。


ズラしの手法というノウハウそのものも、ものすごく強烈です。というのも、その根底にある殿村さんの生き方そのものが壮絶だったからだと思います。


極貧生活やらいじめやら離婚やら医療ミスやらで、さんざん痛い目に遭いながらも仕事を一生懸命してきて、その結果、報われると思いきや・・・。


話題づくり、イベント仕掛けを終えて、用がなくなれば取引先からも契約を打ち切られてしまったこともあるようです。


おいおい理不尽極まりないだろ!!と普通の人であれば、そう嘆くだけのところを、殿村さんは、ズラして、しぶとく?サバイバルしてきたのだと思いました。


ズラしの手法の根底にあるものは、数限りない失敗と痛い思いだったのです。なので、ズラしの手法をテクニックとして学ぼうとしても、何もならないのではないでしょうか?


ズラしの手法という名前はついていますが、それは生き方そのものだったような気がします。


その人の生き様に根づかないようなテクニックを生かして要領よく、効率よく成果を出そうといった類のセミナーや勉強会がより一層、胡散臭く感じますね(笑)。


閃きに不可能なし。いいと思ったらすぐに、とことんやっていくバカさ加減というのも大事なことではないでしょうか?


ひょっとしたら、痛い思いや失敗もするかもしれません。でも、そんな経験が自分の心を磨き、自分独自のズラしの技を輝かせるのだと思います。



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