骨盤ケアの大切さ①★妊娠前〜妊娠中編☻ | peekaboo 

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『いないいないばぁ』は、ママと赤ちゃんを笑顔にする魔法の言葉.....
ママと赤ちゃんが笑顔になれるお手伝いをしたいなぁ。。。
そんな想いをこめて…

よくばりな助産師の長い長い独り言です。www


先日、こられたお客さまから、こんなお話がありました。

「妊娠中からpeekabooのブログが気になって読んでいました。」

「しかし、妊娠中からケアすることが大切だってぴんとこなくて。。。」

「回旋異常があってお産が大変で、赤ちゃんの頭の形や向き癖に気が付いてアクセスすることしました。」

「この現状が妊娠中から、つながっていたんだと実感して、初めて、妊娠中からちゃんとしておくことが大事だったと気が付きました。」

と。。。


そうなんです。

妊娠中からのケア、いや、もっと言えば、妊娠前からのケアが大切なのですが、

それをなんとブログにしていなかったんですよね!!!!!

申し訳ありませんでした(*_*)


なので、妊娠前、妊娠中、産後の骨盤ケアの大切さを書きたいと思います。

骨盤ケアと聞くと、骨盤だけ!?って思われるかもしれませんが、

実際は全身のケアです。


だって、身体は全部つながっているからです。

骨盤単独では歪みません。

骨盤の歪みが、他の歪みの代償だったら。。。骨盤だけケアしてもまた元にもどりますからね。。。

歪みのもとをどうにかしていくための全身ケアです☆

女性の骨盤は、赤ちゃんの暮らす、お家になります。

そして、出産の時は、赤ちゃんが通る、道路や線路、トンネルになります。

さらに子宮は、赤ちゃんの暮らす、お部屋です。


子宮は、骨盤内の筋肉や靭帯によって支えられていますから、

それが緩んだり、歪んでバランスを崩していたら、

当然、子宮が歪むのはわかりますよね?


では、子宮が歪んでいるとして。。。

その子宮というお部屋の中で暮らす住人はどうでしょう。

お部屋が歪んでいたら、生活しやすいですかね。

そのまえに、歪んだ子宮だったら、妊娠だってしづらいのではないでしょうか?


妊娠は、子宮があればできるわけではありません。

その周辺の卵巣だって関係してくるわけで、、、


骨格の歪み、筋肉や靭帯のバランスの悪さで、血流が悪かったり、

神経伝達がうまくいかないことで、機能だっておちます。


そしたら、妊娠に至るまでの問題が発生するわけですよね。

だから、骨格を整えたことがきっかけで、妊娠できた、という人もいるわけです。

※不妊にはさまざまな原因があるので、これは1つの例にすぎません。


不妊治療がだめだとか、そういうことではなく、骨格の歪みや筋肉、靭帯のバランスの悪さが問題で、子宮や卵巣の機能が低下していたとして、妊娠しづらかったら、もったいないなと・・・

それをどうにかすればいいですよね。

その状態で治療をして、妊娠したとしても、歪んだお家で、歪んだお部屋で暮らす住人が快適に暮らせないのでは?

そもそも機能自体が低下していたとしたら、妊娠中のさまざまなトラブルを招くことが考えられますよね。


お家の住み心地が悪ければ、早く家をでたくなってしまいますよね?

骨盤の弱さ、緩みすぎなどによる内臓下垂、、、

それにより、子宮自体が歪んだり、下がったり、

それが原因で、切迫流早産になったり。。。


赤ちゃんの姿勢が悪くなることもあり、逆子が改善されない、お産が順調に進まない。。。

生まれた赤ちゃんがよく泣く、寝ない、おっぱいが上手に飲めない、など、育てにくさが出現します。

反り返りがひどい、向き癖がひどい、頭の形がおかしい、抱っこしずらいなどなど、ママたちからたくさんのSOSがあります。

それらは、実は赤ちゃんたちからのSOSで、胎内からの状況を引き継いでいたり、大人の育児の仕方で起こってくることが多いのです。


お腹の中からなんだな、この子は。っというケースは、エコー写真からその様子がうかがえたり、妊娠中の経過を聞くと、胎内から影響してるんだな、と思わざるを得ないことも多いです。


妊娠前、妊娠中に、骨盤ケアをしておくこと、それは、宿った大切な命への、最高のプレゼントになる!

もちろん、ママの腰痛、背中の痛み、肩こり、むくみ、尿漏れ、痔や便秘などのマイナートラブルの予防になるから、ママ自身へのご褒美になる


切迫流早産、妊娠高血圧症候群などのメジャートラブルも予防することにつながります。

出産まで、働いたり、運動できる、丈夫な身体でいることが、安産の秘訣ですし、

安産できれば、子育ても違ってくると感じています。


先日サロンを訪れた赤ちゃんのお話をちょっと。。。

ママとパパの心配事、気になることは・・・

赤ちゃんが反り返る、いつも上を向いている・・・

お産のこと・・・


お産も誘発剤を使用しても生まれず、4日目にバルンを入れたら陣痛がきた。

どうして私はそういうお産になったのか?

ママはずっと心にひっかかり、わだかまりを抱えて、数か月育児をしていたところの来院でした。


なんでその子は反るのでしょうか、上ばかり向いているのでしょうか?

なぜ生まれてこれなかったんでしょうか・・・


赤ちゃんの反り返り・・・

それはお腹の時からはじまっていました!

お腹の中にいた時のエコー写真を拝見したら、全身写る週数から反っているではありませんか!

普段そっているのと同じ姿勢をしていました。


10か月、反って過ごしてきたんですもん。そう簡単に反るのをやめなさい!

という方が無理な話です。

お腹の中で、身体をを丸めることを経験して来なかったから、それを知らないだけ。

だったら、今から教えてあげればいいんです。

生まれてからだって、十分間に合いますからね☆

ママとパパとじじばばも巻き込んで、まん丸しましょう★


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そしてそして、お産ではそれがどう影響したのでしょうか?


お産の時、赤ちゃんは顎を引いて、全身を丸めて、衝撃吸収ボディを自分で準備してお産に挑みます。

お相撲さんだってそう、アメフト選手だってそう、ラガーマンだってそう。

みんな自分の身を守るために、お腹に力をいれて、身体を丸めて準備万端にして戦闘態勢つくるでしょ?

赤ちゃんも、陣痛という強い力に耐えて、その波に乗れるように、

骨盤、産道という狭いところをがんばって通れるように、準備をします。

準備は急にはできません!

お産のときだけ、ちゃんと丸まっていればいい??なんて簡単にはいきません。

赤ちゃんだって、急には変えられない。

だから、早いうちから妊娠中から、お産前から、赤ちゃんの胎内姿勢に目を向けて、ケアしてあげなければならないのです!!!

(妊娠中から反ってる赤ちゃんがいたら、それに気が付いて、ケアしてあげられるDr.や助産師が増えたらどんなにいいか。と願ってやみません。)


それができないとどうなるかというと・・・

顎を引けないと、頭の大きさが一番大きいところを先頭にして骨盤の中に入ってくることになります。

そうすると、場合によっては、骨盤の中に入ってこれません。

入ったとしても、途中一番狭いところでSTOPです!

ママは腰が痛くなるし、赤ちゃん自身も苦しくなります。

ただ顎を引けてないだけでなく、反っていると、戦闘態勢モードでないわけですし、衝撃吸収ボディを作っていないわけですので、陣痛というストレスに負けてしまいます。

だから、苦しくて心音が下がります。

そうなると赤ちゃんの命を守らなくてはならないので、出産方法としては自然分娩がとても厳しくなります。


一方で、事前にそれがわかっている赤ちゃんは、陣痛が来ないようにストップかけるでしょうね・・・

その赤ちゃんは、後者で、このまま進んだら、自分が苦しいっていうのがわかっていたんじゃないかな?って私は思っています。

だから陣痛誘発剤を投与されても反応しなかった。。。

4日目、大きなバルンが入れられました。

それが本当にラッキーだったと私は思います。

バルンのおかげで、反って骨盤の中に入っていた赤ちゃんの頭が骨盤からいったん抜けて、

きっとその赤ちゃんは、少しだけでも、衝撃吸収ボディを作れたんじゃないかって、思いました。

だから、行ける!!!って思って、陣痛にスイッチいれたのかな?


正常に生まれる、自然に出産する。

これって、そう簡単なことではないんですよね。

赤ちゃんという大切な命の電車と、

軟産道・骨産道と呼ばれるママの線路とトンネル。

そして陣痛というエンジンと・・・

どれが欠けても、自然になんて産めないんです。

どれか1つだけ良くたって、強くたって、だめなんです。


出産てすごいですよね。


お産に関してはマザークラスでしっかりお話しますね!!!

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活動予定表


っというわけで。


ママの子宮環境を整えて、赤ちゃんが胎内でまあるく過ごせる環境でいましょう。

お産が違いますから。

もし、お産が大変でも、お腹の中でいい環境で育った赤ちゃんは、生まれてからが違います。

それは、ママたちが一番実感しています。


妊娠前・妊娠中に、骨盤ケアしておくことの大切さ。

少しはかけたかな?

とっても難しくなってしまってすみません。


長くなってしまいました。

産後の骨盤ケアの大切さはまた後程★



明日はまた雪の予報です!

子供たちは喜ぶから、それがみれるのがうれしい!

いつもより誰かを思いやれるから、雪も悪くないな☆

最近の話題としてはインフルエンザとかで冬を実感・・・

でも雪で実感するほうがなんかうれしい!

っと思う、私でした(^_-)-☆

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