ブログを見ている方から、しょっちゅう言われるセリフです。
こうやって文章にするとおもしろおかしく過ごしているようですが、地味で平凡な日常の繰り返しなんですよ。
面白いのはボクじゃなく、周りに集まる人間がどこかおかしな人ばかりなんです。
そして昨日もまた…
残業を終えて夜の9時。
さぁ帰ろう！と愛車のピックアップを走らせるやいなや…
「バーン！プシューッ！」
リアタイヤがパンク！あ～もう！
まぁパンクは誰にでも起こること。
イライラしても仕方がない。
ゆっくり走って、すぐ先のスタンドまで行きました。
「らっしゃいませ～」
出てきたのは、威勢の良いヤングの店員。
「ちょっとパンクしたみたい。エアを入れてみたいんだけど、いいかな？」
「いいっすよ！どうぞ使ってください！」
エアを入れてもサイドから、シューッ…
あぁダメだ。タイヤ交換するしかないか…自分でできるけど、もう遅いし、ジャッキも面倒だし…仕方がない！
「タイヤ、ダメだわ。スペアに交換してもらえる？」
「分かりました！」
威勢の良い返事だけれど、明らかに不安げな顔つき。
最近のクルマは壊れないし、タイヤもパンクしにくいんでしょうね。
この手の四駆やピックアップのスペアタイヤは、シャーシの裏に吊っていることがほとんど。
ナンバープレートの上やバンパーに穴が空いていて、専用工具を差し込んでから回すとタイヤが降りてくる、という仕組みなのです。
「あ、あの…スペアタイヤが…」
どうやらヤング店員は、タイヤの外し方が分からなかったのです。
まぁ若いから仕方ない…
「いいよ、自分でするから。」
「いやぁ、なるほど。あ、後は大丈夫です！」
そう？じゃ、よろしく。
クルマの下周りをしばらく覗く、ヤング店員…明らかに不安げな顔つき。
「あの…このクルマのジャッキアップポイントはどこっすか？」
デフだよ…ど真ん中だよ…四駆のジャッキアップはデフ！
「いいよ、自分でするから。それより、前タイヤに輪止めはしている？」
「あ、そうか！スミマセン！まだです。」
まかせていいの？
「あ、後は大丈夫です。タイヤ交換しますから！」
ピタッ！
手が止まるヤング店員…明らかに不安げな顔つき。
「あ、ナットの大きさが一個だけ違うんですけど？」
ロックナットだよ。盗難防止のロックナット！
「いいよ、自分でするから。」
「何から何まで、スミマセン！イヤ、勉強になりました！後は大丈夫です。」
結局、手を真っ黒にして作業するのはボクで、ヤング店員は見ているだけ。
やれやれ…
「いやぁ、勉強になりました！ありがとうございました！」
そう？それは良かったね。では…
「では、そうしましたら、パンク修理代で1000円です。」
え？そうしましたら、って？
「はい、ホントは1080円なんすけど、消費税はサービス！って感じで。あ、レシートは要るっすか？」
要らないっす…