一風堂 の河原さん…
一風堂は社名ではないので…河原”社長”というのはちょっと違うらしい。
株式会社力の源カンパニー の代表取締役。
とにも、かくにも渋谷区倫理法人会主催のイブニングセミナーに参加して、
河原さんの話を聞いてきました。
「ひとり一人が自分の人生の主人公」と題して。
実は河原社長は結構特異な若かりしころを送って
いらっしゃることを教えてくれた。
昔は、ちょくちょく盗みをされていたそうで…
しかも、スリルや達成感を味わうことが快感で。
25歳の4月30日に、結婚を目前に(5月5日)、
自分の両親のところに彼女を連れて行き
(もちろん、初めてではなく、式の打ち合わせとかででしょう)
帰り、彼女を送り届けようとしたところで、パトカー&白バイ
に囲まれて、逮捕されたんだって。
その日彼女を迎えにいく前、早朝に窃盗に入ったのが原因。
そこで、2,3ヶ月拘留されて、執行猶予付きで出てきて…そこで初めて
「本当にやりたいことはなんなんだ!?」
って自分に問いただし、飲食の道に進んだということです。
今日の話の中で、響いた言葉
・有名になる事はそれほど難しいことではない。
本物になるのは難しい。
(元京大の学長、平沢さん?の言葉だそうです)
→去年はまでは、有名になろうとしていた。そのためにおいしいラーメンを
作ろうとしていた。それは志ではない、本物ではなかった…。
・「ありがとう」はどこからはじまったのか?
→自分が生まれてきたことから。
だからこそ、「お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう」とちゃんと言いましょう。
・商売の基本
1 目遣い→目働き→目配り
→2 気遣い→気働き→気配り
→3 心遣い→心働き→心配り
・世界最高のコミュニケーションは笑顔とありがとう
・生きていく中で一番大切にしているものは”素直さ”
どの話も、別段難しいことも目新しいこともおっしゃっていませんでしたが、
真剣にラーメンに取り組んでいる河原さんの想いが伝わってきました。
ラーメンとは「自己表現」とおっしゃるほどですから。
真剣な言葉が、熱い言葉がドンドンお腹に落ちてきて、こっちも熱くなる(目頭も)、
素敵な講演でした。
今日、色々と忙しいのに、『河原さんの話を聞きにいこう』と思って、自分で時間を
コントロールできた方にとっては、すごくついているお話を聞けたのではないかと
思います。
立場は様々だろうと思いますが、「行く」と申し込んだ以上は行かなきゃいけない。
なんだかんだで行けないということになる人は…もともと「行けたら」程度で話を
聞くことへの真剣度が足りないのかな…とちょっと残念にも思いました。
そんな思いで申し込んだら、講師にも失礼だし、主催側にも失礼になっちゃいますね。
講演始まる前の前セツを行う、てっぺん 大嶋社長 。
この後に、隣に座っている人と”本気のじゃんけん”と1分間の自己紹介タイムが
行われました(最近幸せに感じたことということで)。
隣には、看護士の大越さん(だったよな…)でした。
「脱線事故から一年たち、事故に会った人は自分の夢を追い続けることができなく
なってしまったが、自分はこうやって夢を追い続けることができている…そんな
ことを幸せに思います」
というようなことをおっしゃっていました
本当…ついているって言っては不謹慎かもしれないですけど…
こうやって生かされているというのは、本当にありがたいしついている。
生かされているのだからこそ、なぁなぁではなく、活かさないといけないですよね
夢に向かって、大越さん顔晴って!!
今日一日に感謝して、明日もまた顔晴ります。