お手伝いしているケーキ屋さんの店長に

「何で”いらっしゃいませ”と言うのですか?」

と聞いてみた。



「う~ん…そりゃ、接客として最低限の挨拶だから…」


「じゃ、挨拶ってなんでするの?」


「……」


思うに、「いらっしゃいませ」は

”数あるお店の中で、うちを選んでくれてありがとう”の

気持ちの表れであるはず。義務的に言うものではない。



店長の接客を見ていると、とっても心温まる接客をしている

ので、無意識にやっているのではないかとは思うけど…。



何となく関連するような気もしもしたので…

だいぶ前に読んだ本から…

ハワード シュルツ, ドリー・ジョーンズ ヤング, Howard Schultz, Dori Jones Yang, 小幡 照雄, 大川 修二
スターバックス成功物語

★われわれはコーヒーを売るために商売をしているのではない。

 人々を喜ばせたいと思い、その手段としてコーヒーを扱っているのだ。


★絶えず変化し続けるこの社会において、

         最も永続性のある強力なブランドは真心から生まれる。



商売において、優先されるべきものは…

お客さんの笑顔。


売上…もちろん大切。

でも、笑顔を創造できていれば、必然的についてくるもの。

売上を求めた活動はややもすれば自己中になってしまう。



商品も大切だけれど、それはお客様に喜んでもらうという

目的を達するための手段であって、商品を売ることが目的に

なってしまってはいけない。

やっぱりこれも自己中。



商品を作る時にも、お客さんの笑顔をイメージしながら

つくるものと、そうでないものではやはり”何か”が違って

くるはず。



お客様に喜んでもらって、笑顔になってもらった分だけが

売上として返ってくるもの。
そう信じて頑張っていきたい。