安倍なつみにどうにか善戦する方法 | モーニング娘。原理主義☆都会で夢見る恋のヘルス街

安倍なつみにどうにか善戦する方法

なっちこと安倍なつみ。安倍なつみことなっち。どっちだ?どっちでもいいか。

安倍さんはその時々、アタマに浮かんだコトバをそのまま、ぽっと口にする人である。たまにそれが爆弾だったりする。

いや、誰しもがそういう事はある。ついうっかりというヤツ。そうならないよう、コトバを口にするその前に、それを言って良いのか判定を下しつつ、口にする。でも、時として失言をしてしまう。判定するのを忘たり、その下した判定ミス。その2つが主な原因。

安倍さんは通常はまず、破綻することはない。司会をやっても人当たりも良く、そつなく進行させられる。読書家で、コメントもイイ事を言う。基本的には器用な人だ。度胸もある。

クイズの司会をやって、うっかり答えを口にしちゃうのはご愛敬のウチ。「ハハハ。なっちはドジだな~」と微笑ましい。これは身内の余興だから、気を許して、コトバの判定の設定値をゆるくしたためだ。

身内の余興。つまり、ホームグラウンドだと判定がかなりゆるくなっちゃう人なんである。判定の設定値ミス。しきい値が適切じゃない。というか、そもそも判定を下さなくなる。

故に、彼女はいくつかの伝説がある。でも。ここでは紹介しません。知っている人が多いでしょうし、曲解されても困るし。

んで、別のハナシ。やや古いが、ファンイベント、モー10です。

座面が高いイスに腰掛けようとするなっちの画像
  • 会場に集まったたくさんのファンにすっかりゴキゲン、にこにこ満面笑顔のなっち。
  • ヤス:じゃ、さっそく私たちも
  • なっち:ウン♥
  • ヤス:座らしてもらって
  • なっち:そうだネ♥……座ろ♥……ヨイショ♥
  • ヤス:ちょっとね、イスが高いからね
  • なっち:イス、高~イ♥……なっち、ちっこいから♥♥

このワンシーン、なっちずくし、なっちの塊、なっちがあふれている。

このシチュエーションで、もしも道重さゆみさんなら、スッと座って終わりだろう。何となればアタマの中はこの後のトーク展開に向かっているから。

高橋愛ちゃんなら「高いですね~」……終わり。先輩の発言に答えるカタチで。

田中れいなさんは、何事もなさげにサッと座る。身長のネガティブさを感じられたくない。自分から身長低い言うのは平気でも……かどうかはわからない。

道重さんは、どう見せるのか、どう見られるのか、自問自答しつつ、ワタシカワイイを演じる。

安倍さんは、もう、疑う事もなく、あえて問う事もなく、自分をさらけ出す。

自然体というコトバがあるが、あれは自然に振る舞っている風、というヤツなのだ。本みりんとみりん風のちがい。ごめん、余計にわからん。自然体すら意識になさそう。

安倍さんは何も演じてはいない。そも、必要がない。そのままでなっちしているからだ。何も足さず、何も引かず。どこのウィスキーかと。

なっち、ちっこいから……身体が小さいと言う安倍さん。

これが矢口真里さんが言うのあれば、持ち前のキャラである、平均に満たないサイズの主張になる。転じて自虐ギャグに落ち着く。

安倍さんは矢口・加護のミニモニ。とはちがって、身体の小ささを問われる事などはなかった。身体の小さいキャラクターではなかったと言う事だ。小柄であるのはファンは承知はしていたが、特に小さいと安倍さんは関連付けはされていない。

じゃ、なぜワタシ小さいと言うのか?

安倍さんの言う、なっち、ちっこいからとは、なっち、小さくてカワイイの意味である。だがここで最重要なのが、本人は自分のイメージをカワイイと思っているが、それを申告したとは思っていない。アタマに浮かんだイメージをそのまま、ぽっと口にしただけだ。

二十代も後半の女性が公の場で自分の事を愛称で言い、無自覚なカワイイの自己申告。

もうこれはなっちだ。どこをどう見てもなっち。なっち、ちっこいから。と言った後、彼女はあはは……と、なっちスマイル。もうこりゃ、なっちとしかいいようがない。

天然キャラなんて今さら安い表現に当てはめるのは困難な人。

たぶん、安倍さんは10年経っても20年経っても、このままの人に思える。モーニング娘。を卒業後も、メイン・センター勤めたなっちのままなんだろう。

さすがの道重さんも、生粋の無自覚なワタシカワイイの安倍さんには残念ながら善戦すら出来そうもない。イヤ、そもそも両者戦おうとはしないだろう。両者かみ合わず。だって道重さんは頭が良いから避ける。一方、安倍さんは自覚一切無いし、ワタシ、自分のことカワイイなんて言わないよ……と思っているハズ。

夏の暑さの乾いたノドに生ビールをごっくんごっくん注ぎ込んで「くぁあ~~!たまらん!!……ぺしっ!(オデコ叩く)」といった爽快感をなっちで体感。ファンでなければ堪能出来ない一品。

そんなノドごしをチョットだけみなさんに味わって欲しい。

オレはそんななっちが愛おしいです。

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