村上春樹がイスラエルの文学賞「エルサレム賞」を受賞し、
「辞退すべき!」という多くの声を背に、本日エルサレムでスピーチを行った。そこでガザ侵攻を批判したとの記事。
スピーチ和訳
  要旨



日本の文壇では異端視され孤立した存在だが、
全世界に多くの読者をもつ真にインディペンデントな存在。
ただでさえ人前に出て、しかもスピーチするのはとてもめずらしく、
それだけに、とても強い意志をもって臨んだと思われる。

彼のような気骨のあるひとに私はなりたい。

いま読んでいる「意味がなければスイングはない」がとても面白い。
シダー・ウォルトンの存在感とか、スタン・ゲッツの狂気とか、ウィントン・マルサリスの退屈さとか、ウディ・ガスリーの才能とか、
「ほほー」だったり、「そうそう」だったり、「むむむ」だったり。
ちょっと違う方面から見ていて、けれど妙に納得してしまう音楽評。
ひさびさに読み終わるのが惜しい本であった。