寅さんロケ地だより(備中高梁市)
寅さんシリーズ50作の中で、柴又以外に2度同じアングルでロケされた場所が一か所あります。
それは備中高梁市の武家屋敷が並ぶ一角。
最初は博のお父さん(志村喬)が住む邸宅から寅さんとお父さんが買いもに行くシーン。(寅次郎恋歌)
そしてそれから12年後、亡くなったお父さんの葬儀のために実家に集まった時、
博の長兄がつくづくお父さんの邸宅を眺めるシーン。(口笛を吹く寅次郎)
遠近の差はありますがこの通りです。「寅次郎恋歌」では伯備線を蒸気機関車が、
そして「口笛を吹く寅次郎」では確か特急やくもが走っていくのがうかがえます。
ここは岡村邸というところですが、映画封切り後は一般開放されていたようですが、
心無いファンたちが庭を荒らしたりしたので閉鎖になったと聞きました。
何年か前に行った時もしっかり門は閉じられていました。
中四国地方のロケ地は色々なところへ伺いましたが、その中でも備中高梁市は、本当にいい街でした。
希少種 ジャラハニー
西オーストラリア州ダーリング山脈で採取されるハチミツ、ジャラハニー
並外れた高い抗菌特性と有益な抗酸化物質により、ハチミツの抗菌力を示すTA50+1の総合活性力を
持ち、ハチミツに含まれる天然の酵素により、医学的にも高い評価を得ています。
活性力評価はあのマヌカハニーより高く、マヌカより高い抗酸化力を持つといわれています。
そんなジャラハニーを使ったボディー&ハンドローションが、オーストラリア「トレリビング」社より発売されました。
香りも優しく、お風呂上りにつけていただくと、いい香りに包まれ眠ることができます。
同じ香りのディフューザー、キャンドルもあり、素敵なゴールドボトルでインテリアにも最適です。
松竹映画「砂の器」大阪ロケ地訪問
先日の「八つ墓村」(1977年)の大阪ロケ地巡りは北浜~中之島でしたが、今回は天王寺方面へ。
暑いので万全のスタイルで出かけました。
今朝は八つ墓村の3年前の名作「砂の器」のロケ地へ。野村芳太郎と橋本忍+山田洋次シナリオ、芥川也寸志音楽、
川口昂カメラという「八つ墓村」と同じスタッフが作り上げた日本映画最高峰といえる作品。
大阪シーンはわずかですが、主人公和賀英良(加藤剛)の出生の秘密が隠された重要なシーン。
Tシャツに帽子にサングラスでチャリにまたがりいざ新世界へ。
最初は通天閣下の交番。当時のまま残っていました。交番の左側の道路沿いにあるサウナは今は銭湯に・・・
現在の交番
松竹映画「砂の器」のシーン
交番の外装は変わっていますがほぼ撮影当時のまま・・・
今西警部(丹波哲郎)が立っている姿が浮かんできます。
交番の巡査から聞いた商店街の会長さん(殿山泰司)から和賀英良が丁稚奉公していた
自転車屋さんの場所を教えてもらいますが、たばこ屋さんに変わったとのこと。
現在の商店街
松竹映画「砂の器」より商店街会長(殿山泰司)から
自転車屋の場所を聴く今西警部(丹波哲郎)
現在もたばこ屋なので撮影時のままか・・・・
この作品、核になる場所は島根県、奥出雲の亀嵩近辺・・・・
先日の八つ墓村のロケ地が岡山の奥地なので、両方合わせていつかロケ地ツアー行くつもりです。
八つ墓村(1977年)の大阪ロケ地めぐり・・・
約半世紀程前の松竹映画「八つ墓村」のプロローグに登場するシーンをロケ地巡り
最初の殺人事件が起こる北浜の弁護士事務所が入るビル。
建て替えられて当時のビルはすっかりかわってますが、左隣りのビルの表札は当時のままのこってました。
ブルーのテントの雀荘はなくなっています。
殺人事件なので萩原健一は一応北浜警察署に連れて行かれますが、そこは現在の天満警察署です。
警察から出てくる萩原健一を小川真由美が迎えにくるシーンにでてくる排水溝は若干形状が変わっていますが
横断歩道を含め、この位置だと思われます。
松竹映画より
警察をでた二人は鉾流橋を中之島方面へ歩いていきます。
松竹映画より
そして小川真由美さんは中之島公会堂手前の公衆電話から電話します。
松竹映画より
もちろん今は存在しません。
こののち、二人は岡山の八つ墓村へ向かいます。次回は岡山方面を是非ロケ地巡りしたいですね